世界ゴルフ選手権シーズン第3戦、デルマッチプレー初日。谷原秀人(左)と握手を交わすジョーダン・スピース(2017年3月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第3戦、デルマッチプレー(Dell Match Play 2017)は22日、米テキサス(Texas)州オースティン(Austin)のオースティン・カントリークラブ(Austin Country Club)で初日が行われ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)とジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)が、ともに伏兵に敗れる波乱が起きた。

 同大会で2年ぶりの優勝を目指していた世界ランク2位のマキロイが、2アンド1でデンマークのソレン・ケルドセン(Soren Kjeldsen)に敗れると、大会第5シードのスピースも、谷原秀人(Hideto Tanihara)に4アンド2の大番狂わせをくらった。一方、世界1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)は5アンド3でウェブ・シンプソン(Webb Simpson、米国)を退けている。

 大会は通常のマッチプレーとは違い、初日から24日までの3日間で4人ずつ16グループに分かれて総当たり戦が行われ、各グループのトップ選手が25日からの決勝トーナメントに進出するため、マキロイとスピースにはタイトル獲得の可能性は残されている。

 マキロイが入るグループ2では、ゲーリー・ウッドランド(Gary Woodland、米国)が3アンド2でエミリアーノ・グリジョ(Emiliano Grillo、アルゼンチン)に勝利。マキロイは23日にウッドランドと対戦して巻き返しを目指す。

 マキロイは3連続バーディーを記録し、残り5ホールで1アップとしていたが、ケルドセンが終盤の3ホールでピンそば4フィート(約120センチ)につけるなど4ホール連続でバーディーを奪い、勝利をつかみ取った。

「プレーは良かった」と振り返ったマキロイは、「ほかの選手とプレーしていたら、僕が勝っていたかもしれない。ソレンが素晴らしかった。彼をたたえるべきだと思う。彼は最初のホールから本当に絶好調だった」とコメントした。

 対するケルドセンは、「彼は本当に強敵だから、しっかりプレーしなければならないと分かっていた。自分の仕事に集中する必要があるなかで本当に良くやれた。好成績を残し、僕に勝つには彼も良いプレーをしなければならないように心掛けた。彼の実力は承知していたが、どうにかねじ伏せることができた」と語った。

 一方、大会初出場を果たした谷原は、最初のホール以降はバーディーを奪えなかったスピースに対し、7番でバーディーパットを沈めて1アップとすると、10番でもリードを広げ、その後の3ホールを制して勝利をつかんだ。

 谷原は「プレーするのを楽しみにしていた。自分の『最高』のプレーができれば、彼に勝てる可能性はあると思っていた」とすると、「トップ選手のプレーを見てみたかったし、終日ずっと楽しんでいた。大会で優勝するためには、タフな相手に勝っていかなければならないから、この勝利は本当にうれしい」と喜んだ。

 日本勢では松山英樹(Hideki Matsuyama)がジム・フューリック(Jim Furyk、米国)と、池田勇太(Yuta Ikeda)がライアン・ムーア(Ryan Moore)と対戦し、いずれも引き分けた。
【翻訳編集】AFPBB News