バトンタッチセレモニーに出席した
芳根京子と有村架純

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 NHK朝の連続テレビ小説の主演バトンタッチセレモニーが3月23日、東京・渋谷の同局で行われ、4月1日に最終回を迎える第95作「べっぴんさん」の芳根京子と、同3日からスタートする第96作「ひよっこ」の有村架純が出席。互いに花束を贈呈し、「撮影中にお会いした際にはちょっとお疲れの様子でしたが、クランクアップのニュースを見て涙が出そうでした。しっかりと受け継ぎ、最後まで走り抜けたいです」(有村)、「共通のメイクさんを通じてエールを送り合ったり、いつも有村さんにはパワーをもらっていました。事故なくケガなく病気なく走り抜けることを、心より願っています」(芳根)とほほ笑みあった。

 約10カ月間のハードな撮影を駆け抜け、戦後の動乱期に服作りにまい進するヒロイン・坂東すみれを演じきった芳根。涙をこらえながら「朝、放送を見られるときは家で見ていますが、(撮影の日々を)もう懐かしくも感じていたり、不思議な気持ちです」と話し、「半年前に高畑充希さんから受け取ったバトンを、今日有村さんに渡せること、そして有村さんからのお言葉をいただき、泣きそうになってしまいました。この1年は貴重な、大きな経験をさせていただきました」と万感の思いを口にした。

 一方で、高度成長期を生き抜く奥茨城村の農家育ちのヒロイン・谷田部みね子に扮する有村。撮影は昨年11月から始まっており、「放送はまだまだ先だと思っていたら、もう間もなくになりました」と気を引き締め、「自分がみね子を演じ、良いのか悪いのか正解がわからないなか、皆でここまでやってきました。毎日とても楽しいですし、現場の雰囲気もいいです。作品づくりへの思いが、見て下さる皆さんに伝わると良いなと思います」と真摯に語った。

 さらに芳根は、長期撮影の真っただ中の有村に伝えたいことを聞かれ、「寝られるときに、たくさん寝てください」と回答。「毎週毎週、新しい90分の台本が来ます」と説明したうえで、「読む時間がなくて、苦しいと思う瞬間がすごくありました。やっぱり、人間睡眠が大事だなと思います」と実感のこもったアドバイスを送った。有村自身は「寝られていないときもあったり、寝られているときもあったり」と多忙な日々だが、「絶対に誰もができるわけではない経験。後悔がないようにやりきりたい思いです」と意欲を燃やしていた。

 また2人がドラマゆかりの品を交換し、互いを激励するひと幕では、芳根は“食材の別品”である神戸ビーフ、有村は自身の手で刈り取った米および海・山の幸を提供。ここでも2人は「まさかお肉をいただけるとは。すごくスタミナがつきそうです」(有村)、「私の大好きなトマトもありますね! 朝ごはんにこのお米を炊いて、食べながら『ひよっこ』を応援したいです」(芳根)と和やかに会話を楽しんだ。