ジョージ・マイケル、虫の知らせも?(出典:https://www.facebook.com/georgemichael)

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英歌手ジョージ・マイケルは昨年のクリスマスに急死したものの、死因の特定に至らず調査、検査にずいぶん長い時間を要した。少し前にようやく死因が判明したが、当局によると特に不審な点はなくジョージの死を招いたのは「拡張型心筋症、心筋炎、そして脂肪肝」と発表されている。そのジョージを30年にもわたり診てきた人物が、このほどメディアの取材に応じ「ジョージは知っていたんだと思います。そろそろ死期が迫っていることを」と不思議な話をした。

このほど長年ジョージ・マイケルの診療に携わったという人物(Simeon Niel-Asher)が取材に応じ、最後にジョージに会った日をこのように振り返った。

「ジョージは、上機嫌でした。素晴らしい最終セッションでした。」
「ですがあの日、私達は本当に奇妙な会話をしまして…。そう、興味深いながら奇妙でもある。そんな内容でした。」

具体的な会話の内容には触れなかった同男性だが、こう付け加えている。

「自分が死ぬ。そう悟り、全ての整理を始める人がたまにいますが、彼も(死が迫っていると)なんとなく悟っていたのかなと思います。」
「実際に、自分の死期を前もって知る人がいるんです。そういう人に会ったこともあります。」

またジョージだが、死去前にはずいぶん体重が増えていたのだそう。その姿を見ると、やはり晩年に体重が増えていたエルヴィス・プレスリーが脳裏をよぎることもあったという。

「そう、ジョージの姿を見て、晩年のエルヴィスをふと思い出したんです。ずいぶん太りましたからね。」
「ええ、太っていたんですよ。それでもジョージは美しかった。最後の数か月の間に、彼の復活をこの目で見ました。あの楽観的な部分が蘇り、瞳が輝くのをね。」

それでもジョージはクリスマスに死去。恋人が亡骸を発見した時には硬直と皮膚の変色が始まっており、ジョージが息を吹き返すことはなかったという。17年の完全復活に向けてジョージは始動しつつも死期を感じていたとしたら、なんとも悲しく不思議な話である。

出典:https://www.facebook.com/georgemichael
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)