チアリーダー。仏ディジョンで(2006年9月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】チアリーダーのユニホームのデザインが著作権保護の対象となり得るか否かについて争っていた訴訟で、米最高裁判所は22日、これらデザインは保護の対象となるとの判断を示した。この判断については、服飾業界における創造の自由を阻むものだとして一部から批判の声が上がっている。

 裁判では、チアリーダーのユニホーム製造世界最大手「バーシティー(Varsity)」が、自社デザインの一部を模倣したとして競合する「スター・アスレチカ(Star Athletica)」を相手取り訴えていた。判事8人のうち6人がバーシティー側の主張を支持した。

 連邦法では、実用品に描かれたデザインについて、その当該物品の実用面とは無関係であると明白に区別され得る場合に限り、著作権で保護することができる。

 今回のケースでは、バーシティー側が、チアリーダーのユニホームに描かれた「V」や「逆さV」などのジグザグ模様について、ユニホームの機能とは切り離された知的創造物だと主張。スター・アスレチカ側は、これに異を唱えて争っていた。

 一見すると、ささいな内容にも思えるが、服飾業界への大きな経済的影響も懸念される。一部からは、衣服に関する特許申請が今後増えることを心配する声も出ている。
【翻訳編集】AFPBB News