西川はハリルホジッチ監督に結果でアピールする。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)

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 西川周作は、決して調子は悪くないと感じている。  それでも今季出場した公式戦8試合のうち、無失点に抑えたのはわずか1試合。武器であるはずのキックのミスからゴールを割られるなど、3失点が3回、平均失点は1.75と、昨季リーグ最少失点を誇った守護神らしくない数字が並ぶ(もちろん、失点はGKだけの責任ではないが)。  3月シリーズのメンバー発表で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はGK部門を説明する際、開口一番「今回、東口を呼べなかったのは悲しい出来事。彼はスタメンで行ける状態だった」とし、逆に西川には「トップコンディションに持っていくのはこれから」と厳しい評価を下した。 「自分では問題なく今まで通りプレーしているつもりなのに……」  自身の感触と監督の評価のギャップに戸惑いを感じながらも、「チームで無失点に抑えてないというところを評価されたと思う」と結果がすべてだと真摯に受け止めた。  UAEは前回対戦で直接FKとPKで2失点を喫している相手だ。ワールドカップ進出に向けて“最大の山場”だけに、「同じ相手に2度は負けたくない」と闘志をむき出しにする。 「GKとしては中途半端なプレーをしないのが重要。しっかりとゲームに入らないといけないなかで、1本のパスでディフェンスの背後を狙って相手を押し込むということも大事。試合が落ちつけば、つなぐことも可能になると思う。自分は自分らしくやっていきたい」  守護神・西川が鉄壁の守備を見せれば、日本の勝利はグッと近づくはずだ。 取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

 

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