Samsung Display(以下Samsung)が液晶ディスプレイ(LCD)を減産する一方で、有機EL(OLED)ディスプレイ増産へシフトしていることが分かりました。Appleが本格的にiPadでOLEDディスプレイを採用することを見越してのものとみられています。

LCDからOLEDへ本格シフト

2017年現在、OLEDディスプレイが採用されているiPadは存在しません。しかし、正確な予測に定評のあるKGI証券のミンチー・クオ氏は、2018年にAppleはOLEDディスプレイをiPadに採用するとみています。
 
こうした方向性を受けて、SamsungがLCDの供給量を減らし、OLEDディスプレイの生産量を増やしていることが分かりました。地元韓国メディアの報道によると、すでに1月からタブレットとラップトップ向けに増産を行っているそうです。2017年下半期には、従来2,000〜2,500万枚だったOLEDの生産量を3,000万枚へと増やす見込みです。

Appleに決断を迫る狙いがある?

事実、AppleもOLEDディスプレイのiPad採用には前向きな姿勢を示しており、今年はディスプレイのクオリティが問題ないか、コストは維持できるのか、利益は出せるのかといった点を重点的に検討するようです。
 
iPadの売り上げ台数は、12四半期連続でマイナスを記録しており、状況を打開するための「起爆剤」が必須な状況に陥っています。そのため、OLEDディスプレイの採用はAppleにとって大きな賭けになるとも考えられます。
 
そのため、先手を取ってSamsungがLCDの減産を進め始めた背景には、Appleに検討する時間を短くするよう迫る狙いもあるのではないか、という見方も出ています。
 
 
Source:威锋网
(kihachi)