今を時めく有名人たちを2人ずつトークさせる内容で、真ん中に古館が座って話を振る。東京都知事の小池百合子と歌舞伎界のスター・市川海老蔵の組み合わせだ。なんでか知らんがキンキラキンのピコ太郎が脇で踊っている。だから、小池はピコ太郎に合わせたといって金色のラメ入りのジャケットを着てきたのである。
海老蔵と小池は顔見知りだそうで、親の死に目の話題で、小池が海老蔵に配慮して話を途中でやめたりした。海老蔵は父親の団十郎が白血病で亡くなり、今また妻の小林麻央が乳がんを患っている。六本木でやんちゃをしていた頃と比べると、大人になったのが痛々しい。海老蔵の修行の話で、7歳から70歳のひい(?)おじいさんにしごかれた。「あなたに教えるために私は生きてきた」といって、連獅子の稽古をスパルタで教えられたという。伝承芸術も大変だ。
何となく噛み合わない2人のトークに、けたたましい古館が割って入って盛り上げようとするのだが、テーマに共通性もなく、チグハグさばかりが際立つ。豊洲やオリンピック問題などで頭が一杯の小池と、六本木歌舞伎でもやったという成田屋の「にらみ」を、海老蔵にここでやらせてみたい古館と、安請け合いはできない海老蔵と。ま、どうでもいいけど、何のためにこの2人を組み合わせたのか意味不明で、CMでズタズタも気分が悪く、最悪だった。古館は本来の軟派畑に戻っても、さっぱり冴えない番組ばかりだ。(放送2017年3月18日20時58分〜)

(黄蘭)