『パワーレンジャー』

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東映のスーパー戦隊シリーズを元に作られ、アメリカを席巻したTVシリーズ『パワーレンジャー』。その新たな映画化に際しては、主要な登場人物の一人が同性愛者として描かれるようだ。

米Hollywood Reporterが伝えたところによると、劇中でベッキー・Gが演じる、トリニーことイエロー・レンジャーについて、彼女の性的指向を示唆する会話があるとのこと。

短い場面だが、監督のディーン・イズラライトは映画全体にとって重要だと話している。「トリニーは自分自身について多くのことを問いかけており、まだ完全に答えを出しているわけじゃない。この場面のいいところは、"それで構わない"というメッセージを発していることだ。映画に出てくる若者たちは、それぞれ自分自身を見つける」と述べている。

ちなみに、1990年代のTVシリーズ『パワーレンジャー』でブルーレンジャーを演じたデヴィッド・ヨストは、同性愛者であるためにスタッフから受けたハラスメントが原因で番組を降板したが、新作映画については「本当に大きく前進した。LGBTQIのコミュニティに属する大勢の人が、映画を見て喜ぶと思うよ」と賞賛している。

同性愛者のスーパーヒーローが描かれるのは、コミックではすでに珍しいことではなくなっている。また、TVドラマでは『ARROW/アロー』『レジェンド・オブ・トゥモロー』『SUPERGIRL/スーパーガール』で、主要な登場人物が同性愛者として描かれている。しかし、スーパーヒーローものの大作映画では初の事例になるということだ。

映画『パワーレンジャー』は、エリザベス・バンクス(『ピッチ・パーフェクト』)やブライアン・クランストン(『ブレイキング・バッド』)が出演することでも話題。アメリカでは3月24日(金)、日本では7月15日(土)より劇場公開となる。(海外ドラマNAVI)