21日に開催したテニスのマスターズ1000マイアミOPのドローを見る限り、錦織圭にビッグチャンスがあると期待される。今年は格下の選手に敗れる大会が続いていたが、このマイアミでは、初のマスターズ1000を制する可能性を秘めている。優勝すればほぼ1年ぶりともなり、今年のさらなるブレイクにも弾みが付く。今大会はドローだけでなく、自宅も近くにあって例年好成績を収める得意な大会でもある。

 まずマレーとジョコビッチのテニス界で抜きん出ている2トップがいずれも欠場している。錦織は第2シードとなり第1シードのワウリンカとは決勝まで当たらない。そのワウリンカは準決勝で順当なら第4シードのフェデラーと対戦するが、ここでどちらが勝ちあがっても体力消耗は必至だ。錦織もハードな連戦となるだろうが、少なくとも先のインディアンウェルスでの消耗度は低い方である。

 準決勝の相手は第3シードのラオニッチか第5シードのナダルとなりそう。あるいはティエムやソックも力を付けているが、ラオニッチが好調でもなければ錦織優位と言えるだろう。準々決勝は第7シードのチリッチが予想されるが好不調の波のあるタイプで一気に攻め込まれる恐れもある。ここを突破するのがポイントになるかもしれない。