絶景〜!空を走る「高千穂あまてらす鉄道」の動画がステキ【廃線から復活】

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 四方に広がるうっそうとした山々。空にはふんわり白い雲が浮かび、下をのぞけば木々の間を縫うように清らかな川が流れています。この日本の原風景のような神秘的な渓谷で耳を澄ませば、どこからか神々の声が聞こえてきそう…。

⇒【YouTube】はコチラ 高千穂あまてらす鉄道 https://youtu.be/tVDVCnOlRRc

 こちらは天孫降臨の舞台となった神話の里、宮崎県・高千穂町の高千穂あまてらす鉄道を撮影した動画です。

 V字の深い渓谷を渡る鉄橋を走っているのは「スーパーカート」。壁も屋根もない車両の座席に座っていると、まるで空中を走っているような感覚に…。今、日本人はもちろん海外からの観光客にも大人気のスポットなんです。

◆高千穂あまてらす鉄道は地元の人々が復興

 ここには元々、山奥にある高千穂町と宮崎県北部の中心都市・延岡市を結ぶ高千穂鉄道が走っていました。小さな町に住む人々の大事な足となっていたのですが、2005年に台風14号が宮崎を直撃して駅舎も線路も大きな被害を受け、全線廃止になってしまったそうです。

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=677275

 そして、地元の人々によって高千穂鉄道の復興を目指す高千穂あまてらす鉄道が立ち上げられました。ここで高千穂駅の駅舎と線路をそのまま利用した「スーパーカート」が走っています。木製のベンチが残る高千穂駅にはありし日のノスタルジックな雰囲気が漂います。

 動画に映る鉄橋は、往復4.4kmの道のりの中で目玉となる高千穂橋梁。全長352,5m、水面からの高さは105mで、建設当時は日本一の高さを誇ったそうです。

◆雄大な絶景の数々

 スーパーカートが鉄橋を渡り始めると、目の前にまず雄大な棚田の景色が広がります。高千穂町は日本の棚田百選に選ばれた「栃又(とちまた)の棚田」もあり、傾斜地に作られた美しい棚田でも有名な場所。

 夏には水田が並んだり、秋には金色の稲穂で埋め尽くされたり、きっとさらに美しいはず…。

 橋の真ん中まできたら、乗客がじっくりと絶景を楽しめるように停車。

 線路の間からはるか下方を流れる岩戸川をのぞき込むことができるのですが、本当にぞっとするほど高い! ここで運転手さんがシャボン玉を飛ばしてくれます。高千穂の山々と棚田に映えてなんとも幻想的。

 鉄道が走っていた頃も同じように一時停車のサービスがあり、車窓からその風景を眺めることができたようです。

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=677294

 棚田の様子はもちろん、山々も秋には紅葉するなどして季節によって景色が変わるから、春夏秋冬それぞれの風景を楽しめます。

 この春、3月25日から30人乗りの新しいスーパーカート「グランド・スーパーカート」が運行するとか。日頃の疲れを癒しに、神々の里の美しい渓谷を訪ねてみては?

<TEXT/林らいみ>