Photo by VaniaRaposo(写真はイメージです)

写真拡大

 先月突然の引退を表明した女優の堀北真希(28)に、早くもカムバックの噂が囁かれている。一部では夫である俳優の山本耕史(40)の母親が社長をつとめる個人事務所から、女優業の復帰があるのではという声もあるようだ。

 こうした中、3月5日に関西地方で放送された『上沼・高田のクギズケ!』(日本テレビ系)では、司会をつとめる上沼恵美子(61)が持論を展開した。番組で上沼は、堀北が芸能界に絶対に復帰するだろうと予言したが、山本の母の事務所から復帰することはバッサリと否定。復帰の際は、これまで堀北が所属していた社長が手を差し伸べると思うと述べた。

 堀北は2015年に山本と結婚直後に自身のファンクラブを解散。翌年放送された主演ドラマ『ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜』(日本テレビ系)に出演以降、メディア露出は激減した。同年6月には妊娠が伝えられ、12月に第一子出産に至っている。当初所属事務所は堀北の引退は否定していたが、先月、家庭に専念することを理由に引退した。

■引退明言はしていない!?

 一部では、若手女優の中でも高い人気を誇っていた堀北の引退を、往年のアイドル・山口百恵(58)に重ねる声もあるようだ。だが、堀北が山口のように“完全引退”とはならない可能性もあるろいう。

「姑にあたる山本の母親は、山本が子役の頃からマネジメントを担当してきたステージママ。そういった点では、堀北にも働く母としての姿を求めているかもしれません。週刊誌での取材では山本の母親は堀北の復帰を『彼女次第』と語っていました。その言葉の裏には、彼女をバックアップする体制はいつでも整えているというメッセージが含まれている可能性があります」(芸能関係者)

 専業主婦を決め込んでいる様子の堀北だが、このまま伝説の女優としてメディアから姿を消してしまうのだろうか。関係者は、堀北が最後に発表した文章に、「引退」の文字がないことを指摘する。

「夫の山本も俳優稼業なので、仕事の波があることも予想されます。あの山口の夫である三浦友和(65)も結婚後しばらく仕事がなく、『百恵のヒモ』と揶揄された時期がありました。二人には山口の歌手活動の印税等があったと言われていますが、女優の堀北にはそういったものはありません。引退とあえて書かなかったのは、堀北がかけた万が一の“保険”なのかもしれません」(前同)

 清楚なルックスで人気を集めた堀北クラスの女優となれば、今後もオファーは事欠かないだろう。結婚前とはイメージの変わった姿で、女優復帰する姿を見せる可能性もゼロではないようだ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。