22日、韓国の大手菓子メーカー「オリオン」の新製品に盗作疑惑が浮上し、物議を醸している。写真は韓国・ソウル。

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2017年3月22日、韓国・アジア経済によると、韓国の大手菓子メーカー「オリオン」の新製品に盗作疑惑が浮上し、物議を醸している。

問題となっている製品は今月発売された「コブクチップ」。内容量は80グラムで希望小売価格は1500ウォン(約150円)、コーンスープ味とスイートシナモン味がある。薄いチップが4枚重なっているため、1つ食べただけでも3〜4つ食べたような豊かな食感が楽しめるのが特徴だ。オリオンは「8年間の試行錯誤の末、製品の開発に成功した」と主張している。2009年に製品の研究を始めたが当時は技術力が足りずに中断、2015年から再び開発に取り組んだ。今後は会社を代表する製品に育てていく考えだという。

しかし、60年の歴史の中で最も研究・開発に魂を込めた製品というオリオン側の説明とは裏腹に、インターネット上では日本の製菓会社「ヤマザキビスケット」の「エアリアル」に酷似しているとの疑惑が浮上している。エアリアルは2009年8月に日本で発売された製品で、コブクチップと同じ4層構造のコーンスナック。内容量は70グラムで、日本では129円で販売されている。

また、日本のセブンイレブンが独自ブランドとして発売した4層構造スナック「サクサクコーン」とも酷似。同製品も4層形状の長方形である上、味がコブクチップのコーンスープ味に似ているとの指摘が相次いでいる。

これについて、オリオン関係者は「日本の菓子と形は同じだが、作り方と味は全く違う」と反論した。また、「以前から4層にしてほしいとのニーズがあったが、実現するのに時間がかかった」とし、「(コブクチップが)カレトック(棒状の韓国の餅)を伸ばすように薄く叩きながら揚げるのに対し、日本の菓子は4枚を貼り合わせて揚げるという点が最大の違い」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられているが、「まね…したのだろう。否定的な偏見を持ちたくはないが、韓国の菓子メーカーはどうも信じられない」「8年間日本企業の監視、研究をしていたのか?」「まともに開発してほしい。もし開発する能力がないのなら、ライセンス料を払って正当な方法で製品を発売して」「大企業のすることとは思えない」「完全に同じ。まあでも、韓国企業の盗作問題は今に始まったことじゃない」「これまでの商品も全てパクリ。否定しても誰も信じないよ」「アイデアは限られているからかぶることもあるけど、今回の製品は似過ぎている上、『8年かけて開発した』というしらじらしい説明で信頼度が急低下」など、ほとんどが盗作を確信し、批判する内容だ。(翻訳・編集/堂本)