3月22日に21歳の誕生日を迎えた宮原。新たな1年への決意を語ってくれた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 3月22日。この日、21歳の誕生日を迎えたのが宮原和也だ。
 
 宮原といえば、株式会社リクルートライフスタイルの「じゃらんリサーチセンター」が昨年に発表した「Jマジ! イケメンJリーガー選手権」で2位に選出されたことで注目を浴びた。
 
 この日は午前練習後にファンサービスへ向かうと、多くのサポーターからプレゼントを贈られた。広島から移籍して1年目の名古屋でも、その人気ぶりは変わらないようだ。
 
 今季、風間八宏監督が就任したチームで、宮原はユーティリティープレーヤーとして重宝されている。3バックの右ストッパーに加え、ボランチ、右SBとしても巧みにプレー。
 
 特に「1試合目が一番合っていた」と、本人も語る開幕戦の岡山戦では、大きな可能性を感じさせるパフォーマンスを見せた。右ストッパーとして守備に貢献しながら、攻撃時にはSBのようにタッチライン際を駆け上がり、攻撃をサポート。攻守で安定した力を持つ宮原だからこそ、披露できたプレーであった。
 
 風間監督はポジションに拘らず、状況に応じた振る舞いを選手たちに求めており、柔軟に役割を変えられる宮原のプレースタイルはその理想に合っている。だからこそ開幕からの4試合でフル出場を果たせているのだろう。ただし、宮原自身は現状に満足しておらず、課題も抱えているようだ。
 
「自分のなかではまだまだだと思っています。最近はミスが多くなっているので、細かいところを練習から意識したいです。まだ(風間監督が求める)レベルに達していない。自分のレベルを上げていかなくてはいけません」
 
 もっとも今季に懸ける想いは人一倍強い。レンタル移籍ではあるが、ジュニアユースから所属してきた広島を離れたからこそ、「試合に出て結果を残す覚悟を持ってここに来た」と力強く語る。
 
 今後、風間スタイルの申し子として花開く可能性は十分にありそうだ。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)