DFリーダーの吉田麻也/(C)新井賢一

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サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第6戦が、3月23日(木)に行われる。

【写真を見る】敵地で勝利をつかめるか/(C)新井賢一

6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、アウェーでUAE代表と激突。前日練習後、吉田麻也は「予選を通してアウェーで勝ち点を取るのは非常に重要になってくる。特に初戦にホームで負けている相手だからこそ、是非リベンジしたい」と意気込んだ。

昨年9月に行われた初戦で対戦した際は、1-2とホームで敗戦。敵地でのリベンジマッチを迎えるにあたり、「テクニカルな選手が前線にいて、後ろにはフィジカル的に強い選手がいる。一番気をつけないといけないのは、裏への飛び出しとそこに正確なボールが出てくるところ」と警戒。「もちろん、そこへのケアは練習からしているし、1戦目で戦って相手の特徴は理解しているので対策と準備はできている」と語る。

キャプテンを務める長谷部誠が負傷で離脱する事態となり、「チームとしては大きな痛手」と認めつつ、「予選を通して、これからも違う選手が欠場するかもしれない。新しい選手、年齢が上の選手、経験のある選手、コンディションのいい選手、若い選手の勢いが融合して一つのチームになる」とコメント。「チームとしての真価が問われるときだと思うし、僕自身はそこまで問題視していない」と頼もしい。

「厳しいときだからこそ、成長できるチャンスだと思う。ここで勝って、W杯に一歩近づきたい」。大一番での勝利に向け、力を込めた。【ウォーカープラス編集部/コタニ】