欧米ではすっかり市民権を得ているオンラインカウンセリングが、日本でも登場している。手軽にカウンセリングを受けられ、薬物治療にないメリットも享受できる

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45分4000円から
オンラインカウンセリングの魅力

 先日、世界保健機関(WHO)が衝撃的なデータを発表した。世界でうつ病に悩む人が、2015年に推計3億2200万人にのぼるというのだ。この数字は全人口の4%にあたり、ここ10年で18%増加しているため、WHOは早急な対策を呼びかけている。

 日本では、推計506万人がうつ病(または予備軍)であるというデータも発表された。25人に1人が、なんらかのメンタルケアが必要という結果が出たのである。

 こういったデータを見るまでもなく、心に不調を感じる人が増えているのは事実だろう。少しでも具合が悪いと感じたら、まずは充分な休息をとり、専門のクリニックに行って適切な治療を受けるのが一番である。

 とは言うものの、仕事や育児、介護などで忙しく、病院へ行くのが難しい、近くに適切な病院がないというケースが多いのも事実。そういう人のために、オンラインでカウンセリングができるサービスが、このところ好評を得ている。

 欧米では、ネットを使ったカウンセリングは何年も前から盛んに行われており、アメリカの「Breakthrough」などがこの分野を牽引している。日本でも電話を使ってカウンセリングができる「Voice Marche(ボイスマルシェ)」を始め、いくつかのサービスが登場している。

 その1つ、「cotree(コトリー)」に取材をしてみた。14年にスタートし、現在はユーザーの希望に応じて2つのコースが設定されている。

 まずは、「Skypeカウンセリング」。利用者が相談したい内容や時間帯からカウンセラーを選んで予約し、実際にSkypeのビデオ通話でカウンセリングを行うコース。もし、選んだ相手が合わないと感じたら、最適のカウンセラーが見つかるまで何度でも試すことができる。料金は45分で4000円から。対面カウンセリングは7000円から1万5000円が相場なので、かなり割安な金額設定になっている。オンラインとはいえ、ビデオ通話を使うので、表情や動作も伝えることができ、対面のカウンセリングに近い。

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