22日、環球時報は、台湾の観光当局が韓国の観光客を呼び込むためのPRを強化しているとする台湾紙の報道を伝えた。写真は台湾桃園国際空港。

写真拡大

2017年3月22日、環球時報は、台湾の観光当局が韓国の観光客を呼び込むためのPRを強化しているとする台湾紙の報道を伝えた。

台湾紙・聯合晩報によると、韓国の2015年における海外旅行目的地トップは中国本土、2位が日本、3位が米国と続き、台湾は8位。昨年台湾を訪れた韓国人観光客は延べ88万人だった。台湾観光局は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる中国本土と韓国の関係悪化をチャンスとして、5000万台湾ドル(約1億8400万円)の資金を投じ、インターネットやテレビなどのメディアを通じて韓国人観光客向けの宣伝を強化するとのことだ。

韓国国内では、高校などの中国本土への修学旅行計画が相次いでキャンセルされている。台湾観光局は、ソウルや釜山(プサン)の教育旅行協会などを積極的に訪れ、修学旅行の高校生を台湾に呼び込もうとしている。また、4月末には台湾の旅行業者を集めて釜山や大邱(テグ)、ソウルでPRイベントを開催、6月にはソウルでの大型旅行展示会に参加して、韓国の消費者に直接売り込みを掛けるという。

一方で、台湾の一部世論からは「タクシードライバーが韓国人女性に媚薬を飲ませて性的暴行を働く事件が起きたばかり。韓国における台湾のイメージは悪いのではないか」として、韓国人観光客の呼び込みは簡単にはいかないとの見方も出ているようだ。(翻訳・編集/川尻)