麻美ゆまが30歳の誕生日を目前に控えた3月20日に初ワンマンライブを開催!

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タレントや歌手として活動する麻美ゆまが、30歳の誕生日を目前に控えた3月20日、東京・渋谷TAKE OFF 7で初ワンマンライブを開催。昼夜2部制で、「三十路の国からこんにちは」「三十路の国からこんばんは」と30代突入をアピールしたタイトルになっている。ライブ後、30代への意気込みなどを語ってもらった。

絶好の撮影スポットでファンは代わる代わる記念撮影

今回は昼の部の模様を徹底レポート! 会場の入り口にはファンや関係者からのお祝いのお花とともに、親友の蒼井そらからのお花も届いていた。会場に飾られていたバースデー風船は絶好の撮影スポットでファンは代わる代わる記念撮影する。

ほぼ定刻通りにステージの幕が上がると、期待に胸を膨らませていた観客席からは大きな歓声が上がる。バンドメンバーはギターと、時々パーカッションが加わるのみとシンプルで、麻美のギターの音色とパワフルな美声が引き立っていた。

セットリストは次の通り。「ReStart〜明日へ〜」、「うらはらLove!」、「リルラ リルハ」(木村カエラ)、「Try Again」(カバーオリジナル)、「Ceres」、「Bang Bang」(アリアナ・グランデ)、「Born This Way」(レディー・ガガ)、「Survivor」(デスティニーズ・チャイルド)、「Resolution」、「Let it Roll」、「ギリ☆ギリ My Way」、「Don't Look Back」。そしてアンコールでは「Beat It」(マイケル・ジャクソン)、「SCAR Light」、「ReStart〜明日へ〜」を披露した。(カッコ表記がないものは全てオリジナル曲)

1曲目はスタートにふさわしい、ソロ本格デビューのシングル曲「ReStart〜明日へ〜」。サビの部分では自然と観客席から手拍子が起こり、早くも会場は一体感に包まれる。

曲終わりには「『三十路の国からこんにちは』へようこそ〜!! 一緒に楽しんでくれますか!? では私の自己紹介の曲、いきます!」と挨拶もそこそこに、2曲目「うらはらLove!」へ。笑顔で観客を自身の世界へ引き込むパワーは間違いなく彼女の魅力の一つだろう。

「会いたかったよ〜!!! 念願の、初めてのワンマンライブ、やっとこの日を迎えることができました。私のバースデーライブでもありますので、最後までみなさんと一緒に盛り上がっていきたいと思います。今日最後まで一緒に盛り上がってくれる人〜? あれ、手を挙げていない人がいますね?? ここは全員挙手でお願いしますよ(笑)」と笑いを誘う。

「次は、『女の子がギター弾くのってかわいいな』と思うきっかけになった方の曲です。いつもアコギなんですけど…今日はエレキ弾いちゃうぞ〜!」と煽り、3曲目の「リルラ リルハ」をエレキギターとともにキュートに熱唱する。

「今日はワンマンということで、CDで聴いているのとはまた違うアレンジでもお届けしようと思っています、みんな予習はばっちりしてきてくれましたよね…? 大丈夫かな? 小さく頷いてる…(笑)。次は、大切な…大切な曲を歌いたいと思います」と言い披露したスローバラードの4曲目「Try Again」、5曲目「Ceres」では高音パートの美声で観客を酔わせる。

5曲目の途中でマイクトラブルがあったが、止まることなく歌い続け、別のマイクに切り替えるなど冷静に対応する。しかしMCでは「いや〜ビックリした! 途中で音が鳴らなくなっちゃって。ね、どうしたもんかと…まあライブですからね! そういうこともあるよね!」と明るく反省。その後のMC中もマイクの音が出ず、少し焦る麻美だったが、ギターと絶妙のコンビネーションを発揮しマイクテストから即興ラップに発展する一幕も。サービス精神旺盛な彼女は、ハプニングすらも演出に変え、ファンを楽しませることを忘れない。その様子につられて観客は自然と笑顔になる。

「懐かしい洋楽コーナーに行きます」と前置きし、6曲目「Bang Bang」を、伸びやかな声で軽やかに英語詞を歌いこなす。

次に「私が人前で、初めてギターを持って披露した曲です」と紹介したのは7曲目「Born This Way」。音域の広さを感じさせる歌いっぷりで高い歌唱力を見せつけた。

「今からね…初めて挑戦します! 学生時代に何度も聴いていた曲です」と、音をループさせて重ねていくルーパー・エフェクターを使った、8曲目の「Survivor」。自身のハモリと重ねてメロディーを歌ったり、ボイスパーカッションを重ねていったりと、圧巻の仕上がりに観客もくぎ付けになり、大きな歓声が送られる。しかし本人は納得がいかないのか「すっげーすっげー練習したのになあ〜…すっげー練習したのにな〜大丈夫だった…?」と弱気なコメントを漏らすが、ファンはそれに拍手で応える。

「今回、三十路ということで、『私が関わってきた音楽って何だっけな?』って思い返してセットリストを考えたのですが…まあ優柔不断でさ。いろんな大人たちにすごく待ってもらったわけですよ、『あ、ちょっ…やっぱりここ変えたいです…!』ってね。私、小学2年生の時に英会話を習ってから英語を話すのが大好きになって。それで、バイトに明け暮れていた学生時代、アルバイトしていたハンバーガー屋さんで流れている有線をいつも聴いててね。洋楽ばかりかかる土日のバイトの時間がめちゃくちゃ楽しみでした。それで、洋楽を聴いて育ってきたんです。だから、『みんなが知らない曲だったらどうしよう』とも思ったのですが、今日は私の記念すべきバースデーライブなので、こういう(洋楽の)曲を選ばせてもらいました!」と過去を振り返りつつ、セットリストの選曲について語る。

その後の撮影タイムで、「20代最後のかわいいゆまちゃんを撮ってくれますか?(笑)」といつもとは違うぶりっこキャラでアピールし笑いを誘う。続けて、「みなさん今日は〜来てくれてありがとうございます! ゆまちゃん、とってもうれしいです! ……って超恥ずかしいね!これ!!(笑)」と、ぶりっこキャラから一瞬にして我に返る姿も愛らしい。

続く9曲目は「Resolution」。歌手活動の原点となる、22歳の時にリリースした1stシングル曲で後半戦がスタート。

そしておもむろに白いマイクを見せる麻美。「ちょっと…派手なマイクに変えますね……派手なマイク買ったんです! 今日3月20日で、15日に届くっていうからAmazonでポチッとしたんですよ、ずっとほしかったマイクで…でも15日になっても来なくて、テンパるわけですよ。もうこの白いコードだけは買ってたんで…コードだけは寂しいじゃないですか。それで問い合わせたら、15日じゃなくて月末になっちゃうって言われて…それでテンパってまた探して18日までに届くやつを見つけたんで入手しました! イエイ! イエイ!!」とテンションMAXで10曲目「Let it Roll」、11曲目「ギリ☆ギリ My Way」へ。観客とのコールアンドレスポンスも含めステージを全力で楽しんでいるようだった。

「ねえみんな一つだけ言っていいですか? ……めちゃくちゃ楽しいです!!! もう〜幸せだどうしよう…うれしすぎる。いろんな不安とかあったんですけど、今日このステージに立って、みんなの笑顔を見ることができて、楽しい時間を過ごせてうれしいです、ありがとうございます!」と、途中カミながらも真剣に感謝の気持ちを伝える笑顔いっぱいの麻美。

その後ヘンな間ができた時の「えっ何この感じ…え、私何かヘンなこと言いました? 何かついてる?? 歯にノリでもついてる??」とテンパる姿をファンは温かく見守る。

「今日もハプニングに対応できないしダメなところも未熟なところもたくさんあるんですけど、でも30歳の扉を開けて、今まで培ってきたものを全部、みなさんに返せるように、これからもこれからも…大事なことは2回言うってね(笑)、みなさんに見ていてもらえるように頑張りますので、これからもどうぞみなさんよろしくお願いします!」と挨拶し、12曲目「Don't Look Back」で突き抜けるようなパワーのある歌声と曲で締めくくる。

ステージを下りるも、すぐにアンコールがかかりライブTシャツを着て再登場。「あれ、なんだろこれ、よく見てみて、ゆ・ま・あ・さ・み…」とライブTシャツをアピール。

アンコールでは、最近のライブではおなじみという「Beat It」と、1月に発売したミニアルバム「SCAR Light EP」のタイトル曲「SCAR Light」を歌い上げた。

「自分でも歌いながら鳥肌立っちゃった…ライブってすごいですね! すごいって自分でいうのもアレですけど(笑)、そこでしか出せない音だったり、その場でしか感じられないことがあるので、こうやって夢だったワンマンライブが実現出来て、もう終わっちゃうのがちょっと寂しくなってきちゃいました…」とこの日初めてしんみりした表情に。

「ここに来るまで、今日を迎えるまですっごい不安で、『一人ってこんなに大変なんだな』『来てくれるみんなが楽しんでくれるかな』とか、すっごい考えて。結城リナちゃんや仲間に『ワンマン前ってこんなに不安になるものなの!?』って相談したりしてたんですけど、『初めてなんだから』とか『自分が楽しむことを忘れないで』とか励ましの言葉をもらって、すごく大事なことを忘れてた気がして。自分自身が楽しまなきゃいけないのにすごく頭でっかちになっちゃってるなって」と本音を語る。

続けて「恵比寿マスカッツで2代目リーダーをやっていた時、香港公演とかパニックになった時があったんです。海外で…リーダーのプレッシャーで…本番前に涙が止まらなくて。そういうこととか思い出して、『あ、私すごくいっぱいいっぱいになってる、どうしよう』ってこの一週間、気分の浮き沈みが半端なかったんです」と明かす。

「でも私は、元AV女優として活動してきて、CDも出して、ワンマンもできるなんて本当に想像してなかったんですよ。これから先、どんな自分になるのかまだ分からないし、ワクワクもしてるんですけど、まだ答えが見つかっていなくて。例えば『どんなアーティストになりたい?』とか聞かれても、“アーティスト”なんておこがましくって。でも“麻美ゆま=元気な人”っていう、デビューした時からその気持ちはずっと変わっていないです。これからもみんなにとってそんな人であり続けたいと思っています! でも今日はちょっと悔しい…! 本当に悔しいです! みんな楽しみにしてきてくれたのに…歌詞間違えちゃったりとか、自分の失敗した姿とか見せちゃったことがすごく悔しくて。でもこの悔しさをぶつけてパワーアップしてみんなの元に帰ってくるから…見ててね!」とリベンジを誓った。

ライブの最後は「ReStart〜明日へ〜」。ステージの終わりを惜しむ気持ちで会場全体が一体となって盛り上がった。

ライブ後に少しインタビューを行った。

この日のライブの点数を聞いてみると「低いと申し訳ないから…70点くらいにしておきます! 気持ちとしては120点って言いたいんですけど、ハプニング込みで、初めてだったので、次こそ100点を取りたいですね。それとMCを頑張りたいな…カミカミだし、テンパっちゃって。話したいことも考えていたんですけど、『やっぱり違うこと話そうかな』とか結構その時思うことがあったりして、支離滅裂気味でしたよね…。普段からかむんですけど、特に緊張すればするほどかみグセがひどくて…」と反省しつつ振り返る。ちなみに験担ぎは、“ラジオ体操をする”、“肩甲骨を回す”、“お肉を食べる”だそう。

そして30歳についての意気込みを聞くと「アラサー女子共通の悩みだと思うんですけど、ふとした瞬間に『このままの自分でいいの?』って考えることがあったんです。でも今日みんなが『それでいい』って言ってくれたので甘えようと思います(笑)。“自分らしくいる”ことが大事なんだって気付いたので、“30歳のゆまちゃん”は…変わらずたぶんオテンバかな!(笑) ちょっとは大人になりたいですけどね! ……だって30歳にもなってカミカミのMCとか恥ずかしいなって思ったりもするんですよ。30歳の夜の過ごし方は…決めてないなあ。でも一緒に住んでいる母親と普通に過ごしますね。今日が30歳のお祝いを先駆けてのライブで、誕生日の翌日にファンクラブイベントがあるので、そこではっちゃけようと思います!(笑)」と決意表明した。

最後に今後の目標を聞くと「私は元AV女優ということもあって恵まれた環境をいただいていると思うんです、“アーティスト”って言われるのは本当におこがましくって。ただ、自分のキャラクターや作り上げた世界観に注目してもらって、『音楽雑誌で取り上げてもらえるようになったらいいな』とか…一歩ステップアップ出来たらいいなって思います。それと、最近、“AV女優・麻美ゆま”がどれだけみんなに影響を与えていたかっていうことを、辞めた今気付かされることが多くて。『ゆまちゃん音楽やってるんだ〜』って思ってくれる人もいるかもしれないので、少しでも『やべーヤツがいるな』とか(笑)、気付いてもらえたらいいな。あ、目標…全国ツアーしたいです! 地方にいるファンの方にも会いに行きたいですね。現役の時はDVDイベントで47都道府県制覇したので、今度は音楽ライブで47都道府県制覇します!!」と熱く宣言した。

この日、アーティストとしての確かな一歩を踏み出した麻美ゆまの、新たな快進撃が始まりそうだ。