ロシア人歌手のユリヤ・サモイロワさん。首都モスクワのシェレメチェボ国際空港で。Sputnik提供(2017年3月16日撮影)。(c)Sputnik/Alexey Filippov

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【AFP=時事】ウクライナ政府は22日、5月に同国で開催される欧州国別対抗歌謡祭「ユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)」のロシア代表について、ロシアが併合したクリミア(Crimea)半島での公演歴を理由に、ウクライナへの入国を禁止した。ロシア政府はこの決定に猛反発している。

 ウクライナ国家保安庁(SBU)報道官はAFPの取材に対し、「ウクライナの法律に違反」したとして、車椅子のロシア人女性歌手ユリヤ・サモイロワ(Yuliya Samoilova)さん(27)の入国を3年間禁止したと明らかにした。

 ロシア外相は声明で、ウクライナは「か弱い女性をひどく恐れている」として入国禁止措置を非難。ロシア外務次官もインタファクス(Interfax)通信に「非道かつ偏屈で、非人道的な措置だ」と語った。

 2014年ソチ冬季パラリンピックで歌を披露したサモイロワさんは2015年6月、クリミアでスポーツ振興を目的に開かれたコンサートにも登場していた。

 ユーロビジョンの主催者は、ウクライナ政府の決定に「深く失望した」として、入国禁止措置を厳しく批判している。
【翻訳編集】AFPBB News