クラブでキャプテンを務める経験がDF酒井高徳に自信を与えている

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 所属するハンブルガーSVでキャプテンを務めているDF酒井高徳だからこそ、UAE戦に向けて、どっしりと構えることができているようだ。

 キャプテンであるMF長谷部誠の離脱で苦しい状況に直面することになった日本代表だが、「もともと僕らはしっかりと意見を言えるグループ。ハセさん(長谷部)も心配はしていないと思う」ときっぱりと言い切る。

「支柱がいなくなるというのは確かに大きなことだけど、だれかに頼るのではなく、そこをカバーするチーム力、実力を僕らはみんな持っている。そういう意識でやればいい」。不安げな表情を微塵も見せることなく、胸を張った。

 ホームで敗れた際に苦しめられた“中東の笛”に関しても、堂々と持論を語った。「一番良いのは文句を言わずにやること。もちろん(審判と)話さなければいけないときはあるけど、それで痛い目に遭ったりすることもある。いちいちカッカしていてもしょうがない」。その冷静さには、所属クラブでキャプテンを務める経験も生かされている。

 UAEの印象については、「ホームでもやられたけど、カウンターは脅威。アジアの中でもテクニックに優れた、攻撃センスのある選手が多い。攻撃的なチームだと思う」と分析している。ただし、どんな難敵であれ、今回は必ず勝たなければならない一戦。「僕らがホームで味わった悔しさと同じ思いを味わわせたい。問われるのは団結力。チームとして一つの方向に向かっているし、最高の結果にしたい」と、前をしっかりと見つめた。

(取材・文 矢内由美子)


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