UAEへのリベンジに燃えるGK西川周作

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 直接FKとPKで2失点を喫し、1-2で敗れた昨年9月1日のホームでの対戦から半年余り。W杯予選では18戦無敗だった埼玉スタジアムでの“不敗神話”も崩壊した屈辱を晴らすべく、UAEに乗り込んだGK西川周作(浦和)が「同じ相手に2度は負けたくない。気持ちを前面に出して戦う」と闘志を燃やした。

 アウェーマッチだからこそのゲームプランの一端も明かした。

「しっかりと試合に入ることが重要になる中で、最初は相手の嫌がることをやるのも一つの手かなと思う。まずは一本のパスで相手DFの背後を狙うことで押し込むということも大事」と、立ち上がりにあえてロングキックを多用する考えを披露。その後、試合が落ち着き、味方が主導権を握ったところからは日本の良さを出すべく、後ろからパスをつないでビルドアップから攻撃を組み立てていくという二段構えのゲームコントロールだ。

 パスをつなぐ時間を持てそうだと判断した裏には、公式練習で確認したピッチ状態が比較的良かったという理由がある。「ピッチはすごく良い。少し硬いかなというくらい。たくさんの観客が入ると聞いているので、声は通らないと思うが、選手同士で確認したいことはすでにやっていて、良い準備ができている」と自信をのぞかせる。

 そのうえで強調したのは、「中途半端なプレーをしないというのがGKとして重要になってくる」ということ。「冷静さを欠くことなく、泥臭く、ずる賢くやっていかないといけない」。“ブラック西川”になり、どこまでも冷徹に勝利を追求していく構えだ。

(取材・文 矢内由美子)


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