21日、韓国の朴槿恵前大統領の自宅警備を担当する大統領府警護室所属の警護員が、持っていた拳銃をなくす騒ぎを起こしていたことが分かった。写真は大統領府から自宅に移る朴槿恵氏の様子を伝える韓国報道。

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2017年3月21日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の自宅警備を担当する大統領府警護室所属の警護員が、持っていた拳銃をなくす騒ぎを起こしていたことが分かった。韓国日報などが伝えた。

朴氏の自宅警護は前職大統領礼遇法により大統領府警護室が担っており、現在、同室所属の警護員20人余りが自宅周辺を守っている。

韓国大統領府によると、16日午後、ソウル三成洞(サムソンドン)にある朴氏の自宅を守る警護員の1人が朴氏宅近くの飲食店のトイレで拳銃を紛失してしまったという。拳銃には実弾が装填(そうてん)されすぐさま発砲できる状態で、この警護員は革製のケースに入った拳銃を外して用を足し、そのままトイレから出てきてしまっていた。 飲食店は朴氏宅から80メートルほどの距離で近くには小学校もあり、当時周辺には集会に出席した朴氏の支持者らも多くいたとのこと。

幸いにも拳銃は同日午後2時ごろ市民により発見され、飲食店の入った建物の管理人に渡された。その後管理人が飲食店を訪れた警察に通報、大統領府警護室が問題の拳銃を回収した。

大統領府警護室はこの警護員を内部規定により懲戒する予定だとし「24時間交代勤務で疲れがたまりミスが発生した。直ちに状況を把握して回収した」と明らかにしている。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「ちゃんとしてよ」「おかしなやつが拳銃を拾ってたらどうするんだ。すぐにでもこの警護員を辞めさせるべき」「拳銃が人を守ってるんだか、それとも人が拳銃を守ってるんだか…」「警護室を解体して警察に任せた方がいい」と大統領府警護室を非難するコメントや、「弾劾されたのに警護員が20人もいるの?」「盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は8人だったと思う」と警護員の多さを指摘するコメント、「なぜトイレに拳銃を?誰かが拾って朴槿恵を裁けという意味だろう」「朴氏の支援団体に渡してってことじゃない?」とその意図を推察するコメントなど、多くのコメントが寄せられている。

中には「民間人を守るのに実弾が必要?」という冷ややかなコメントや、「小便で歴史が変わるところだったね」と皮肉めいたコメントを寄せるネットユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)