タブレット上に表示されたフェイスブックのロゴ、仏パリにて(2012年12月4日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】表現の自由に対する抑圧を強化しているとの批判の声が上がるミャンマーの法律に違反したとして、母親をフェイスブック(Facebook)上で「売春婦」と呼んだ息子(21)が、母親自身によって告訴されたことが明らかとなった。

 ミャンマーの警察当局は21日、同国南部出身のティン・ティン・フラ(Tin Tin Hla)さんの訴えを受け、息子のワナ・ウー(Wana Oo)容疑者を逮捕した。フラさんとその男友達の関係について、ウー容疑者がフェイスブックに投稿したコメントが問題視されたという。

 地元の警察官であるアウン・ルウィン(Aung Lwin)氏はAFPに対し、「女性の複雑な人間関係について、息子にフェイスブック上で侮辱されたと母親が訴えた」と明かし、「当局によって逮捕された息子はフェイスブック上で行ったことについて供述済みだ。われわれは法に従って捜査を進める」と語った。

 ウー容疑者はあらゆる通信手段において他人を侮辱することを禁じた、幅広い解釈を許容する法律によって訴追され、最大3年の禁錮刑が科される可能性がある。

 2016年3月にアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏率いるミャンマー政府が政権の座に就いて以降、他人への名誉毀損(きそん)に関する訴追件数が増加しており、中にはスー・チー氏をネット上で批判した人々も含まれるという。
【翻訳編集】AFPBB News