21日、韓国メディアによると、事情聴取のため検察に出頭した韓国の朴槿恵前大統領の服装が注目を集めている。写真は朴前大統領。

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2017年3月21日、韓国・聯合ニュースによると、事情聴取のため検察に出頭した韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の服装が注目を集めている。

「ファッション政治」との言葉が生まれるほど、朴前大統領はこれまで、誰に会うか、どんなメッセージを伝えるかに合わせて服装を変え、自身の考えを表現してきた。

検察に出頭するため自宅を出た朴前大統領はアップヘアに紺色のロングコート、同系色のパンツを着て低めのヒールの靴を履いたいわゆる「戦闘服ファッション」だった。重たいイメージのモノトーン色を避け、淡々とした心情を表すため、無難ながらもフォーマルな色彩である濃い紺色を選択したものとみられている。コートは12日に大統領府を出て自宅に戻る際に着ていたものと同じものだという。ある関係者は「紺色のパンツスーツは朴前大統領が決然とした意志を示す時に良く着る服」と明らかにした。

「戦闘服ファッション」は朴前大統領が重要な決断をする時によく着ていたスタイルで、13年の就任式や15年の国会演説、3党の代表と面会する時も同様のスタイルのファッションで自身の心境を間接的に表現していた。

朴前大統領が友人女性の崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入疑惑が浮上して以降、どのような服装で国民の前に登場したかを見てみると、昨年10月25日に第1次国民向け談話を発表した時は「複雑な心境」を表すかのように、スタンドカラーの紫がかった青色のパンツスーツを着ていた。

また、「こうするために大統領になったのか」とつらい心境を吐露した11月4日の第2次国民向け談話では、濃い紺色のテーラードジャケットの後ろ襟を立て、同系色のインナーとパンツを合わせたスーツスタイルだった。同月29日の第3次国民向け談話では明るいグレー色のテーラードジャケットの後ろ襟を立て、第1次と第2次の時にはしていなかったシルバーのネックレスを合わせていた。この時も朴前大統領は周辺の管理が至らなかったことは認めたものの、容疑の大部分を否定した。

このように、朴前大統領は国民向け談話を発表する時はいつも、首の一部を隠したスタイルのモノトーン系のパンツスーツを着て、複雑な心を遠回しに表現してきた。今回の「戦闘服ファッション」が聴取過程で繰り広げられる真実をめぐる攻防と相関関係があるか注目されている。

これについて、韓国のネットユーザーからは「まだ朴槿恵のファッションに注目するの?崔順実が選んで着せていたのに?」「メッセージなんて込められていないよ。崔順実は牢屋にいるのだから。ただ目についたものを着てきたのだろう」「今は大統領ではなくただのおばさん。ファッションなんてどうでもいい」「大統領の時は戦闘服に見えていたが、今はただのシャワーガウンに見える」など、冷たいコメントが多く寄せられている。

その他、「身の潔白を証明するというメッセージかな?」「朴前大統領の人生はジェットコースターのよう。ファッションが注目されるほど全国民に愛されていたのに、今は全国民に嫌われてしまった」との声もみられた。(翻訳・編集/堂本)