21日、台湾・聯合新聞網は、香港の空港で搭乗を拒否された台湾人男性が騒ぎを起こしたと伝えた。写真は香港国際空港。

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2017年3月21日、台湾・聯合新聞網は、香港の空港で搭乗を拒否された台湾人男性が騒ぎを起こしたと伝えた。

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先日、香港国際空港で航空会社の対応に腹を立てた台湾人男性がカウンターによじ登り、「台湾人を差別している!」などと叫んだ。現場にいた人がフェイスブックに投稿したことがきっかけで騒動が発覚すると、台湾のネットユーザーからは「台湾の恥だ」などと批判の声が集まったが、男性は「不公平な待遇を受けたからだ」と主張。いったい何があったのか。

記事によると、男性はもともと時間に間に合うように列に並んでチェックインの順番を待っていたが、前方に並んでいた香港人の家族と香港人女性の2組が相次いで荷物の重量オーバーに。超過分の料金を支払う手続きなどで30分以上も待たされた。ようやく男性の番がやってきてカウンターに進み出ると、「もう搭乗はできません」と告げられ、航空券を買い直すよう言われたという。

男性は、「一つ前の香港人女性とは10秒ほどしか差がなかったのに、なぜ手続きできないのか。職員も私が30分以上並んで待っていたことを知っているはずなのにおかしい」と主張。カウンターの荷物用ベルトコンベアーの上に登り、「香港人と台湾人を区別している」と抗議したという。ネットにアップされた写真から、航空会社は香港エクスプレス航空だったようだ。

結局、抗議が実らなかった男性は、空港管理局にクレーム。空港警察が監視カメラを確認した結果、男性が確かに十分な余裕をもって列に並んでいたことが確認され、次の便への搭乗が認められた。男性が台中に到着した後、航空会社の職員も男性の元を訪れて謝罪したという。

男性は、「航空会社の窓口の振り分けが悪く、旅行者がいいかげんに並んでいた。職員は広東語しか話さず、聞き取れなかったら大変なことになっていた。それに、台湾人を差別している気がする。1人前の香港人は手続きができたのに、台湾人はだめだなんて」と不満を漏らしながらも、騒ぎを起こしたことについては謝罪した。(翻訳・編集/北田)