22日、環球網は、日本のテニス情報サイトが掲載したランキングで、台湾の女子プロテニスプレーヤー・謝淑薇に中華人民共和国の国旗が付けられていたことで物議を醸していると報じた。資料写真。

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2017年3月22日、環球網は、日本のテニス情報サイトがアプリ上で掲載した世界ランキングで、台湾の女子プロテニスプレーヤー・謝淑薇(シエ・シュウウェイ)に中国国旗が付けられていたことで物議を醸していると報じた。

台湾メディア・三立新聞網の21日付の報道によると、謝選手本人が20日深夜、フェイスブック上に日本のテニス情報サイト「テニス365」の女子世界ランキング(3月6日付)のスマートフォンアプリのキャプチャー画像を掲載。100位の謝選手の横には、中華民国の旗である「青天白日満地紅旗」でも、チャイニーズ・タイペイの旗である「梅花旗」でもなく、中国の国旗「五星紅旗」が表示されている。謝選手は「何も言えないし、理解できない」と不満を示している。

これを見た中国本土と台湾のネットユーザーはそれぞれ異なる反応を示しているといい、台湾側からは「何も言えない。テニス界でも耐えなければいけないのか」「謝選手、ゴタゴタに巻き込まれないようにね」といった声が寄せられた一方、中国のネットユーザーからは「いらっしゃい」「地域籍から国籍への栄転、おめでとう」など「喜びの声」が聞かれたという。なお、現在、同アプリ上では謝選手の横に国旗は表示されておらず、空白になっている。

実は、謝選手はこれまで、中国本土への転籍がしばしば取り沙汰されてきた。台湾・東森新聞網は2013年7月に「中国の酒造企業が毎年1000万元(約1億6200万円)を出す代わりに謝選手に転籍を求め、台湾政界関係者が引き留めに乗り出した」と報じたほか、16年8月のリオ五輪前に謝選手が台湾テニス界からの引退する意向を表した際に「中国籍に入るのでは」との憶測が出たという。(翻訳・編集/川尻)