意外と多い足のトラブルですが、その一つに巻き爪があります。10人に一人が巻き爪で悩んでいると言われ、また巻き爪の傾向があっても自覚症状がない方もいらっしゃいます。特に女性の場合は、爪の変形によって見た目が残念になってしまうのはショックですよね。知らず知らずのうちに起こっていく巻き爪、その原因と治療法についてご紹介しましょう。

巻き爪がひどくなると化膿する場合も

巻き爪とは爪の両端が皮膚の方へと湾曲していくこと、つまり巻いたような形へと変形していくことです。巻き爪は手の爪にも起こりますが、負担のかかりやすい足の爪に生じるのが一般的です。巻き爪になると爪が皮膚に食い込むようになっていくので、痛みが出やすく、ひどくなると爪が皮膚を傷つけ化膿する場合もあります。

巻き爪になる原因とは

巻き爪の原因は主に加齢と足への圧迫・負担が考えられます。

●靴が足に合っていない

足に合わない靴は巻き爪の原因となります。靴が小さすぎると足を締め付け、爪への強い負担から変形が起こりやすくなります。また靴が大きすぎる場合も靴の中で足がずれ動き、無理に踏ん張ろうとしたり指が靴内で当たったりすることで、巻き爪の原因となります。

●ヒールが高い

ヒールのある靴は足の前側に重心がかかるので、指への圧迫から爪が変形しやすくなります。

●スポーツによる衝撃

激しいスポーツ、またはジョギングなどでも爪は衝撃を受けやすく、爪の変形につながることがあります。またスポーツのみならず、爪をどこかにぶつけた衝撃から巻き爪が起こることもあります。

●爪の切り方が悪い

爪の両端を深爪ぎみに切っていると、巻き詰めが起こりやすくなります。足の爪を切るときは深爪せず、カーブではなく平らに切るようにするとよいでしょう。

巻き爪治療は病院で!

病院での巻き爪治療法には、手術による治療と手術を行わない「保存治療」があります。手術による場合は、爪が巻いてしまっている部分を切除することで、正常な形に戻します。また保存治療による場合は、軽症であればコットンを爪と皮膚の間に挟んで痛みを緩和させる「コットンパッキング」、または「テーピング」によるもの、あるいは形状記憶合金のワイヤーなどを使い、時間をかけて爪の矯正をしていく方法もあります。

巻き爪になり痛みがではじめると、食い込んだ部分をなくしてしまおうと自己判断で、爪の両端部分を深く切ってしまいがちです。しかし深爪に切ってしまうと、やがて爪が生えてきたときに余計に食い込み悪化させる原因となります。巻き詰めで痛みのある場合は専門家に診てもらうようにしましょう。


writer:Akina

 参考サイト須磨区医師会