三連休の中日。外出先で外気と花粉に触れたので、自宅に帰ったらゆっくりお風呂につかろう……と思っている方も多いことでしょう。
気温や気圧の変化が激しいこの季節、体の不調を感じる人も多いようですが、そうした疲れを軽減してくれる入浴は極上のリラックスタイムですよね。
でも、お風呂から出てきたらなんだか体がかゆい……と感じる人もこの季節多いようです。かゆみの理由は、間違ったお風呂の入り方による場合があるのです。春は花粉症などの理由から肌トラブルを起こしやすいので、いつもの入浴法を少し見直して、乾燥肌予防にトライしてみましょう。

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体をしっかり洗浄したのに、ベッドに入ったら体がかゆい……。そんな経験ありませんか


お風呂の優れた効能

毎日当たり前に入っているお風呂ですが、体や髪の汚れを落とすだけでなく、優れた効能がたくさんあります。
【効能1】1日の疲れを取ることができ、リラックスの時間を持てる
【効能2】睡眠に入りやすい体の状態を作ることができる
【効能3】血行を促進する効果があり、むくみなどを改善する
【効能4】皮膚を清潔に保つことができる
このほかにも効能をあげたらたくさんありますし、特に日本は昔からシャワーではなく、湯船につかる素晴らしい文化が根づいていますね。
でも、お風呂文化が定着しているとはいえ、自宅での入浴法は人それぞれ……。
もしかしたら誤った入り方をしている可能性もあるので、入浴後にかゆみを感じる人は、お風呂の入り方を少し見直してみましょう。

お風呂でのリラックスタイムは大事な時間


お風呂の入り方。気をつけたい3つのポイント

ここでは早速、乾燥肌を防ぐためのお風呂の入り方について、気をつけたいポイントをあげていきましょう。
【気をつけたいポイント1/湯船に浸かった後に、ゴシゴシ体を洗わない】
湯船に浸かった後に、体を洗う方は多いと思いますが、乾燥肌を防ぐために、まずはこの順序を見直してみましょう。
というのも、人の皮膚はとても薄いので、湯船に浸かった後の柔らかくなった状態の皮膚をゴシゴシ洗うのは避けたいところ……。
洗浄する際も、洗浄剤もしくは石けんを泡立てネットなどで十分に泡立て、皮膚をなでる感じで優しく手で洗浄するようにしましょう。

泡立てネットを使うと簡単にたくさんの泡ができます

【気をつけたいポイント2/熱いお湯に長時間つからない】
男女にかかわらず「熱いお風呂が好き!」「熱くないと入った気がしない」「短時間で汗をかきたい!」という理由で熱めの湯船を好む方も多いと思いますが、この入浴法は乾燥肌には大敵なのです。
いっけん、熱めのお湯は皮脂が取れる感じがしてさっぱりしますが、必要な皮脂まで流し去ってしまっている可能性があるからです。つまり、皮脂バリアの機能を備えた皮脂まで取ってしまうことになり、それによってかゆみが生じている場合が考えられるからです。
【気をつけたいポイント3/給湯した状態のお湯に入浴剤を入れてみる】
乾燥肌の人の場合は、給湯した状態のお湯に浸かるより、入浴剤を入れたほうがいいと言われています。今ではたくさんの入浴剤が出ていまよね。その中でも「保湿」を目的とした入浴剤をドラッグストアなどで選んで、いつもの湯船にひと工夫してみるのもいいですね。

入浴後は、男性も保湿しましょうね


お風呂から出た時の乾燥対策

みなさんは、お風呂から出た直後、バスタオルで体を拭くだけで終わってしまっていませんか。実はその手順だと、時間の経過とともに皮膚はどんどん乾燥していってしまうのです。
ではどんなことをしたらよいのでしょう。
最近は男性用、女性用の保湿剤が様々販売されていますので、バスタオルで体を拭いた直後に、できるだけ早く保湿系の化粧水や、天然オイル、ボディクリームなどを体にすりこんであげましょう。このひと工夫で乾燥から起こるかゆみの軽減につながるはずです。
本来、人の肌は皮脂バリアによって乾燥から保護されているのですが、その機能が弱くなっているのにもかかわらず、ほっておくと肌は乾燥状態だけでなく、トラブルを引き起こす可能性も!
その結果「乾燥 → かゆみ → 掻く → かゆみ → 掻く」の繰り返しになり、深刻な肌トラブルになることも。
トラブルを回避するためにも、まずは入浴段階で肌の乾燥を防ぎ、徐々に本来の皮脂の保護バリアを回復させてあげることがとても大切です。
── 湯船につからずシャワーを浴びることが多い人も多いと思いますが、シャワーで体、頭皮、髪の洗浄はできるものの、体の一部に強い水圧が当たると、その部分の皮脂がダメージを受け、乾燥しやすくなります。とはいえ、湯船につかる時間がない……という人は、アフターケアに気を配って、しっかり体(皮膚)を保護してあげてくださいね。

お風呂から出たら5分以内に保湿剤やクリームを!