「ダリの美食学」展を福島・諸橋近代美術館で - 作品を通してダリの”奇妙な”食への執着に迫る

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企画展「ダリの美食学(ガストロノミー)」を福島・諸橋近代美術館で開催。会期は、2017年4月20日(木)から9月3日(日)まで。

シュルレアリスムの代表画家として、緻密で美しく、そして少し奇妙な世界観を持った絵画作品で知られる芸術家、サルバドール・ダリ。その一方で、彼はスペインでも随一の美食の地と呼ばれるカタルーニャ地方に育ち、彼自身も幼少期は「コックになりたかった」というほどグルメな一面を持っている。

本展では、ダリが「食」に対して抱いていた”奇妙”な執着に焦点を当てた。食材の調理方法だけに留まらず、食をめぐる文化的な要素までも追求する学問「美食学」をテーマに、彼の作品や、初公開となる希少な個展カタログなどを通して、「ダリと食」を紐解いていく。

「美とは可食的なものであろう」という彼の言葉の通り、ダリの作品には食べ物のモチーフが多く登場している。髪飾りのように描かれるロブスターや、まるでチーズのようにダラリと枝に引っかかる時計。彼の作品の中では、何かを象徴しているような不思議な文脈で食が描かれている。本展では約50点のダリのコレクションが、奇妙な食の世界に引き込んでくれる。

シュルレアリスム時代の作品はもちろん、ダリが手がけた絵本の挿絵やレシピ本なども紹介。中でも、16世紀にフランスで出版され『ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語』のダリが手がけた挿絵には注目だ。大食い巨人の摂食を明け透けに記した本小説と、ダリの食へのフェティシズムが共鳴する興味深い作品集だ。

【詳細】
企画展「ダリの美食学(ガストロノミー)」
会期:2017年4月20日(木)〜9月3日(日)
※6月26日(月)は展示替えの為、休館。
会場:諸橋近代美術館
住所:福島県耶麻郡北塩原村桧原剣ケ峯1093-23
開館時間:9:30〜17:30 (入館は閉館の30分前まで。)
観覧料:一般 950円、高校・大学生 500円、小・中学生 無料
※20名以上の団体料金は各50円引き。
※教育施設対象の観覧料免除制度あり。(要事前申し込み)


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