クラシックの新しい地平を切り開くピアニスト=ヘニング・シュミートが、同じベルリンのヴァイオリニストのクリストフ・ベルクを招いて作った『Bei』が2017年3月22日に日本リリースされた。

 1965年生まれ、旧東ドイツ出身のピアニスト、作曲家、編曲家のヘニング・シュミート。早くからジャズ、クラシック、ワールド・ミュージックなどジャンルの壁を超えた活動を先駆的に展開。名指揮者クルト・マズアーも一目置くという個性的なアレンジメントやピアノ・スタイルは、各方面から高い評価を受けている。flauよりリリースされた5枚のソロ・ピアノ作品『Klavierraum』、『Wolken』『Spazieren』、『Schnee』、『Walzer』がいずれもロングセラーを記録中。4度にわたる来日公演は各都市でソールドアウトとなり、今秋には5度目となる来日ツアーとピアノ・アルバムの新作を予定している。

 ベルリンを拠点に活動する音楽家クリストフ・ベルクは、これまでソロの他に室内楽や弦楽アンサンブル、オーケストラなどのメンバーとして演奏を行ってきた実力派ヴァイオリニスト。本名名義以外にもエレクトロ・アコースティックな作品をリリースするFieldRotation名義での活動でも知られている。2012年に<Facture>レーベルからリリースされ、メディアからも高く評価されたデビュー・アルバム『Paraphrases』をきっかけに、様々なアーティストとのツアーやコラボレーションを開始。そのかたわら映画音楽の分野でも活動しており、2017年にリリースする『Conversations』ではシネマティックな室内楽としてのその真骨頂を見せている。

 新作『Bei』は、ヘニングが、同じベルリン在住のクリストフと録音した初の二重奏作品。教会音楽からジャズ、ワールドミュージックまで、様々な和声の引き出しを存分に感じさせてくれるヘニングのピアノに、クリストフのヴァイオリンは、Field Rotationや本名名義でのアンビエントな作風からは打って変わって、弦が擦れるフラジャイルで小さな音から躍動感溢れるプレイまでを見せる。即興から生まれたとは思えない鮮やかな展開、美しい旋律の数々は、古典的なデュエットの形に新しい発見と豊かなリスニング体験を与えてくれる。

 なお、クリストフは、2017年4月末から5月上旬にかけて、来日公演を行う予定だ。


◎「Flugelschlag」音源
https://soundcloud.com/flaurecords/christoph-berg-henning-schmiedt-flugelschlag

◎『Bei』アルバム・プレビュー』音源
https://soundcloud.com/flaurecords/christoph-berg-henning-schmiedt-bei-album-preview

◎『Bei』トラックリスト
01. Hinein, Hinaus?
02. Bis Uber Beide Ohren!
03. Geduld
04. Flugelschlag
05. Raderwerk
06. Ritornell
07. Dort!
08. Federn
09. Taumeln Wie Flocken
10. Wenn Ich Aufmerksam Schaue
11. Als Ob
12. Haschen (CDボーナス・トラック)

◎リリース詳細
『Bei』
ヘニング・シュミート&クリストフ・ベルク
2017/3/22 RELEASE
https://goo.gl/FZwbna

◎公演情報
クリストフ・ベルク来日公演
2017年4月25日(火) 神戸・space eauuu
2017年4月26日(水) 名古屋・Live & Lounge Vio
2017年4月29日(土) 東京・安養院
2017年4月30日(日) 浜松・enn
2017年5月3日(水・祝) 東京・楽屋
2017年5月5日(金・祝) 福岡・TUPELO