PKを止められなかった…G大阪のGK田尻健、試合後の「涙」が胸に刺さる

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先週末、ホームに浦和レッズを迎えたガンバ大阪。

57分、オ・ジェソクのクロスに今野泰幸が飛び込み先制ゴールをあげるも、試合終了間際の90+3分に失点し、あと一歩のところで勝ち点3を逃してしまった。

そんなこのゲームでは、守護神である東口順昭が左頬骨を骨折しているため藤ヶ谷陽介が先発したのだが、後半途中にアクシデントが起きる。左足に違和感を覚え、73分に途中交代となったのだ。

そこで投入されたのが23歳のGK田尻健。ジュニア(小学生)年代からG大阪一筋の“ガンバっ子”だ。

思わぬ形でトップチームデビューの機会が回ってきた田尻。

投入直後に阿部勇樹との一対一の場面を防ぐなど好守を見せていたのだが、後半アディショナルタイム、ラファエル・シルバにPKを決められ万事休す。自身のJ1デビュー戦はややほろ苦いものとなってしまった。

そんな田尻は試合後、チームメイトたちとゴール裏のサポーターに挨拶をしていたのだが…

PKを決められたこと、試合に勝利できなかったことがよほど悔しかったのか人目も憚らず涙を流していたのだ。

小学生年代からユースチームでプレーしてきた田尻にとって、トップチームの試合に出るということをずっと目標にしてやってきたはず。途中出場とは言えモチベーションは一入であり、この日の涙はその気持ちの裏返しなのだろう。

そんな田尻の様子を見たサポーターからは温かい声が飛び、田尻もこの声援に応えていた。デビュー戦こそ白星を飾れなかったが、しっかりと切り替えて次のゲームに備えてほしいものだ。

試合後、田尻は「自分にとってJ1のデビュー戦になりましたけど、自分が入ってから失点しましたし、勝ち点3取れたゲームを自分のせいで勝ち点1にしちゃったなっていうのが一番大きくて。試合が終わって、率直に悔しかったなっていうのが一番大きいです」と振り返っている。