舞台挨拶に登壇した瀧本智行監督(右)と岡野真紀子プロデューサー(左)

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3月25日(土)、夜10時よりWOWOWで放映される土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 北斗-ある殺人者の回心-」の完成披露試写会&舞台挨拶が、グランフロント大阪のナレッジシアターで行われた。舞台挨拶には主演を務めた中山優馬と瀧本智行監督が登壇し、本作への想いや撮影中のエピソードを語った。

両親からの虐待により心に闇を抱えて育った主人公・北斗を中山優馬が演じる

大阪出身の中山は舞台挨拶の冒頭で、「地元に帰ってきて関西弁でフランクに挨拶できるのが嬉しい」とコメント。京都出身の瀧本監督も「本音を言うときは関西弁」と語り、関西出身の2人によるトークがスタート。

本作は、直木賞作家・石田衣良が“デビュー15周年の結論”と自負する同名小説を、「脳男」「グラスホッパー」の瀧本智行監督が映像化。両親からの激しい虐待を受け、誰にも愛されたことがなく、いつしか心に闇を抱える青年の運命を描く重厚なヒューマンドラマだ。

愛を知らず育った孤独な青年・北斗を演じた中山は、本作の役作りのために短期間で12キロの減量を敢行。減量生活は相当過酷だったようで、「撮影がクランクアップしたら、“鯖の塩焼き定食”を食べようと思っていたんです。体重が落ちない時、夜中にランニングをしていたら家の近くに定食があって。夜中なのに結構繁盛もしていたので “うわぁ!撮影終わったらここで食べる!”と思っていたんですが、クランクアップ後にお店のあった場所に行ってみたら定食屋がなかったんですよ」と、壮絶な体験を吐露。「定食屋の幻覚を見たのか、それが夢だったのか、どっちかわからない」と続け、役作りへの本気度が伺えるエピソードを披露した。

また、撮影中に中山の熱演にテンションが上がった瀧本監督が「斗真! こっち行け斗真!」と、「脳男」「グラスホッパー」でタッグを組んだ、生田斗真の名前を間違えて口走ってしまったというエピソードに会場は大爆笑。

名前を間違えられた中山も「僕のセリフにも、ドラマの登場人物である“生田”の名前を呼ぶところがあるんで、僕がセリフで“生田!”と叫ぶと監督が“斗真! 斗真!”というんで、僕は“え?斗真くん?”ってなってました」と、続けてさらに場内の笑いを誘った。【関西ウォーカー編集部/スズキヒロシ】