ケイシー・アフレックのオスカー受賞作は5月公開!
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 先月発表された第89回アカデミー賞でケイシー・アフレックが主演男優賞を受賞した映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』から、その名演の一端を映し出した予告編が公開された。

 ケイシーが演じる主人公のリーは、ボストン郊外で便利屋として生計を立てている孤独な男。兄の死をきっかけに彼は、離れていた故郷“マンチェスター・バイ・ザ・シー”へと戻り、16歳の甥の面倒を見ながら、心に秘めた過去の悲劇と向き合うことに。短気な性格ゆえにさまざまな問題を起こしていたリーの絶望と再生を、時折ユーモアを交えながら丁寧に紡ぎ出す。

 マット・デイモンがプロデューサーを務め、当初は自分が演じるはずだったリー役にケイシーを切望したことでも話題を呼んだ本作。マットは監督も務める予定だったが、こちらもスケジュールの都合により本作の脚本も手掛けたケネス・ロナーガンに監督をバトンタッチ。それぞれ信頼する友人に映画を委ねたことでも話題を呼んだ。

 アカデミー賞授賞式でマットは、脚本賞のプレゼンターとして、ケイシーの兄であり親友のベン・アフレックと共に、脚本賞受賞者としてケネスの名前を読み上げた。また主演男優賞の発表では、壇上からケイシーが「チャンスを与えてくれてありがとう」とマットへの感謝を述べるなど、映画さながらの感動的なシーンを繰り広げた。

 予告編では、甥っ子パトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人になることを言い渡されたリーの動揺や、そのパトリックとぎこちなくもユーモラスなやり取りを交わす様子、彼の過去に涙する元妻ランディ(ミシェル・ウィリアムズ)との再会など、揺れ動いていくリーの心情を巧みに表現するケイシーの演技が印象的。リーの過去には何が起き、どうして故郷を離れることになったのか。その真相と、その先に待っているのであろう微かな希望を感じさせる予告編に仕上がっている。(編集部・入倉功一)

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は5月13日よりシネスイッチ銀座ほか全国公開