by Alan Bruce

アメリカ運輸保安局(TSA)とアメリカ国土安全保障省(DHS)が、航空機内へ持ち込める電子機器について、UAE・エジプト・サウジアラビア・トルコなどへの路線で一時的に制限を行う方針であることが明らかになりました。イギリスもこの動きに同調しています。

TSA, DHS Will Bar Electronic Devices on Some Overseas Flights - NBC News

http://www.nbcnews.com/news/us-news/tsa-dhs-will-bar-electronic-devices-some-overseas-flights-n736086



US bans tablets and laptops on flights from eight Muslim-majority countries - The Verge

http://www.theverge.com/2017/3/21/14991072/us-airlines-ban-tablets-laptops-muslim-majority-countries-trump

この規則が適用されるのは中東8カ国とアメリカとを結ぶ路線。国の一覧は以下の8つ。

・ヨルダン

・カタール

・クウェート

・モロッコ

・UAE

・サウジアラビア

・エジプト

・トルコ

規則はアメリカに本拠を置く航空会社には適用されないとのことで、影響を受けるのは以下の9つの航空会社。

・ロイヤル・ヨルダン航空

・エジプト航空

・ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)

・サウディア(サウジ航空)

・クウェート航空

・ロイヤル・エア・モロッコ

・カタール航空

・エミレーツ航空

・エティハド航空

各航空会社には規則受け入れまでに96時間の猶予があり、一方で、受け入れなかった場合はDHSが連邦航空局(FAA)に対して、当該航空会社のアメリカへの着陸許可取り消しを働きかけるとのこと。

この情報が明らかになるのに先だって、3月20日(月)にロイヤル・ヨルダン航空が「ノートPCやその他の電子機器は、医学的な理由から携帯が許されるものや携帯電話を除き、客室内への持ち込みができなくなります」とTwitter・Facebookで乗客向けに案内を行いましたが、その後、投稿は削除されました。

同様の措置がイギリスでも執られることがBBCによって報じられています。

UK flight ban on electronic devices announced - BBC News

http://www.bbc.com/news/uk-39343971



ただし、対象となる国はトルコ、ヨルダン、エジプト、サウジアラビアの4カ国は共通していますが、ほかにレバノンとチュニジアが加わっています。一方で、カタールなどは対象から外れています。

BBCによれば、一般的なスマートフォンの機内持ち込みは認められるものの、ノートPCやタブレット、16cm×9.3cmを上回るサイズのデバイスは持ち込み禁止となるようです。通信機能の有無で分けるわけではないようで、このサイズを超えると携帯ゲーム機やDVDプレイヤーでも持ち込み禁止の見込みです。