侍ジャパン・松田宣浩【写真:Getty Images】

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2回の三ゴロで42秒のリプレー検証、菅野は2イニング連続3者凡退

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの優勝を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)、ドジャースタジアムでの準決勝で米国と対戦。2回に日本にとっては大会史上初となる本塁打以外でのビデオリプレーが行われた。

 2回、菅野は先頭の強打者アレナドを空振り三振に仕留めると、続くホスマーは3球目で三ゴロ。ボテボテの当たりを松田が軽快にさばき、一塁に送球した。判定はアウトだったが、微妙なタイミングだったため、ビデオリプレーに。42秒の検証の末、判定どおりアウトとなった。

 MLBと同じ形で行われる本塁打判定以外でのビデオリプレーは、WBCでは今大会の準決勝から初めて導入。前日のプエルトリコ-オランダ戦では4度、実施された。

 菅野は続くマカチェンも遊ゴロに打ち取り、初回から2イニング連続で3者凡退の好スタートを切った。