■ヨーロッパチャンピオンズリーグ、優勝オッズ

 バルセロナが0-4という超劣勢の状況からパリサンジェルマンを下し、バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝進出を決めた。0-4からの逆転劇は史上初で、改めてビッグクラブの凄さとサッカーの怖さを示した。

 崖っぷちからの大逆転劇は一気に優勝候補最有力にまで押し上げた。イギリス大手ブックメーカーのWILLIAM HILLの優勝ベットはバルセロナが3.60で一番人気だ。次いでバイエルン・ミュンヘンが4.33、アトレティコ・マドリード、レアル・マドリードがともに6.50となっている。

 香川真司の所属するドルトムントは9.00で5番人気。岡崎慎司の所属するレスターは26.00と最も優勝しないだろうと予想されている。昨年プレミアリーグを制したレスターだが、ヨーロッパの強豪チームと比べるとやはり見劣りするというのが大方の予想だ。

■準々決勝の組み合わせ

 準々決勝は日本時間で4月12日と13日に1stレグが、18日と19日に2ndレグが行われる。香川の所属するドルトムントはモナコと、岡崎の所属するレスターはアトレティコと対戦する。

 バルセロナが有利とみられているのは実力だけでなく、対戦カードにもある。現在残っている8チームの中でバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンが強いというのが大方の見方だ。そのレアル・マドリードとバイエルン・ミュンヘンは早くも準々決勝で激突するためどちらかが消える。さらに4番人気のアトレティコ・マドリードも違うブロックにいるため比較的有利とみられている。

 もちろんヨーロッパのベスト8に残るようなチームなので弱いチームはない。それでもやはり上記に挙げた3チームは突出している。

■日本人がチャンピオンに輝く可能性は

 上記で挙げた通りベスト8に日本人がいるチームはドルトムントとレスターの2チーム。この2チームが優勝する可能性について考えると、まずレスターはかなり厳しい。アトレティコ・マドリードを撃破したとしても待っているのはバイエルン・ミュンヘンかレアル・マドリードだ。ここまで勝ち進んでいるのが奇跡と言っていいレスターにとっては険しすぎる道のりである。

 一方ドルトムントだが、こちらは厳しいのは厳しいが可能性は幾分ある。まず準々決勝は残ったチームでは比較的易しいモナコが相手である。勝ち進んだら順当にいけばバルセロナだが、波乱が起きてユベントスという可能性もある。もしそうなれば、バルセロナ相手よりは勝てる見込みが増える。さらに決勝でバイエルン・ミュンヘンが相手となれば、やりづらいと感じるのはバイエルン・ミュンヘンの方だろう。

 日本人が手にしたことの無いチャンピオンカップが掲げられることを祈りつつ準々決勝に注目したい。