1985年、イタリア南北をくまなくリサーチし、あらゆるパスタ料理レシピを1冊の本にまとめたヴィンチェンツォ・ブオナッシージ。『新パスタ宝典』に収められたメニューはじつに1,347品。私たちは、その10分の1も知らないはず。

ここで紹介する「スパゲティ・ポヴェレッロ」も、レアの部類。よく知るパスタとは、ひと味違うはずです。

イタリア独男の
TKP(卵かけパスタ)

スパゲティ・ポヴェレッロは、ニンニクで香りづけをしたパスタに目玉焼きをのせるという、イタリアらしからぬメニュー。しかも「貧乏人のパスタ」なんて、だいぶネガティブな名前で呼ばれています。

ごく希に日本でも提供するレストランを見かけますが、じつは現地ではほとんど店でみかけることはないんだとか。というのも、料理のできない(日常的にほとんどしない)独り身の男性や、料理に手間をかけていられない時に、ちゃっちゃとつくって食べる。こういうイメージが強いからなんだそう。

<材料>
・パスタ:100g
・卵:2個
・パルメザンチーズ:大さじ2
・オリーブオイル:大さじ1
・にんにく:1片
・黒こしょう:適量

<つくり方>

まずは卵で目玉焼きを2個つくっておきます。フライパンにオリーブオイルと薄切りにしたにんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら目玉焼きを加えて軽くほぐす。そこに茹でたパスタ、茹で汁(大さじ2)、パルメザンチーズを加えて和えます。器に盛り付け、もう一つの目玉焼きをのせてパルメザンチーズと黒こしょうをお好みで。

これが手抜き料理?とろ〜りとろける目玉焼きがリッチな味わい。病みつきになるはずです。