吉永小百合120本目の出演映画に豪華キャスト結集!

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 吉永小百合が主演する滝田洋二郎監督作「北の桜守」のキャスト・スタッフ陣が、このほど明らかになった。篠原涼子、佐藤浩市、阿部寛、高島礼子、中村雅俊、笑福亭鶴瓶、岸部一徳という豪華な面々が結集し、吉永の120本目の出演映画に華を添える。

 「おくりびと」で日本初の米アカデミー賞外国語映画賞を戴冠した名匠・滝田監督がメガホンをとり、堺雅人が共演する今作。北海道を舞台にした「北の零年」(04)、「北のカナリアたち」(12)に続く“北の三部作”の最終章であり、戦中から戦後にかけて北の大地で懸命に生きた親子の約30年にわたる軌跡を描く。

 1945年、ソビエトの侵攻によって樺太を追われた江蓮てつ(吉永)は網走にたどり着き、意識を失うほどの厳しい寒さと飢餓に苦しみながらも、息子2人を守り抜く。時を経て71年、行方知れずの夫を1人で待っていたてつは、アメリカで成功をおさめた次男・修二郎(堺)と再会。修二郎とともに札幌で暮らすことになるが、年老いたてつは戦禍のPTSDに悩まされていく。

 修二郎の妻・真理に扮する篠原は吉永とは初共演で、義理の母娘という関係性を体現する。また、第40回日本アカデミー賞で2度目の最優秀主演男優賞に輝いた佐藤が今作で演じるのは、貧困にあえぐ江蓮親子に仕事を与え、生活を手助けする闇米屋・菅原信治役。佐藤にとっても、吉永とは初共演となる。

 そして、阿部はてつの夫・徳次郎役に。「ふしぎな岬の物語」(14)では吉永演じる主人公のおいを好演したが、今作では夫婦としてスクリーンを彩る。高島は網走で江蓮家の隣人であった島田光江役、中村は真理の父であり修二郎の義父となる岡部大吉役、鶴瓶はてつと修二郎が思い出の土地をめぐる道中で立ち寄った居酒屋「たぬき」の主人役、岸部はてつを長年支える旧友・山岡和夫役を担っている。

 さらに、劇中ではてつの心情を舞台で象徴的に表現。その舞台演出を、演劇界の鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチが手がける。音楽は小椋佳と星勝が担当し、美しい日本の情緒で映画をドラマティックに彩る。

 「北の桜守」は、2月16日に網走でクランクイン。厳冬の撮影を終え、4月末から都内近郊でのロケおよびセットを挟んだ後、桜が咲く春や爽やかな夏の期間に稚内を中心とした北海道縦断ロケを敢行する。公開は2018年春を予定している。