冬にできた「ブツブツいちご鼻」をケアする方法

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冬の乾燥により角質がゴワゴワし、そのせいか小鼻のあたりがいつもより気になる……という方はいらっしゃいませんか? 実は肌トラブルを起こしやすい春は、“いちご鼻”ケアの方法も普段とは違ったアプローチが必要なんです。

今回はコスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、今すぐしたい冬の間にできた“ブツブツいちご鼻”のケア方法についてご紹介します。

角質ケアはNG!? 春はガマンのインナーケアを

普段は角質ケアとして定期的にピーリングなどを行っている方などは、冬から春の季節の変わり目の時期は、アイテムによる角質ケアを少しガマンをしましょう。

角質はくすみなどの原因でもありますが、外部刺激からお肌を守ってくれる重要な役割も担っています。春は日中と夜の温度差が激しいことで、お肌の油分と水分のバランスが乱れてバリア機能を低下させる恐れがあります。その弱ったお肌に花粉が付着、アレルギーなどが原因となり炎症を起こし肌トラブルを招くことも。

春はお肌が敏感になりやすいので、必要とされる角質まで落とさないためにターンオーバーを正常化させるケアを集中的に行っていきましょう。

ターンオーバーの正常化を目指す

(1)まずはしっかり睡眠を

お肌のゴールデンタイムと言われる22:00〜2:00の間の就寝ができなくても、一日6時間以上はしっかり睡眠をとるようにしましょう。

寝ている間にお肌の生まれ変わりを助ける成長ホルモンの分泌がされ、不要となった角質も自然と剥がれ落ちてくれます。

(2)脂っこい、甘いものを控えてバランスよく

食事のバランスもとても重要です。脂っいものを摂りすぎると過剰な皮脂分泌に繋がり、毛穴詰まりの原因に。また甘いものを摂りすぎることで血糖値を一気に上昇させ、お肌の糖化を促進させてしまいます。糖化が進むとターンオーバーを低下させお肌のごわつきの原因となり、“いちご鼻”を悪化させることになってしまいます。

(3)ストレスを溜め過ぎない

ストレスによってホルモンバランスを崩しやすくなり、ホルモンバランスが崩れるとターンオーバーの周期も乱れ、乾燥や過剰な皮脂分泌を引き起こします。その結果、皮脂が詰まって毛穴が広がり“ブツブツいちご鼻”の原因となってしまうことも。

忙しい日々の中でも、適度な運動や心と体の休息の時間を大切にし、ストレスを溜め過ぎないようにしましょう。

いかがでしたか? 今回は“春のいちご鼻”ケアとして効果的なケア法をご紹介しました。春はお肌が敏感になりやすいからこそ、ガマンのインナーケアで外部刺激からお肌を守り、さらなるいちご鼻の悪化を防ぐケアがおススメです。

【画像】

※ TORWAISTUDIO / Shutterstock

【筆者略歴】

杉本由美

手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。MISS GRAND JAPANの公式講師も務める。アンチエイジングやシーンに合わせた美肌メイクで大人可愛い魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられる美肌Lifeを送る。