20日、中国外交部の華春瑩報道官は、中国が27日より米ニューヨークで開かれる国連の核兵器禁止協定に関する交渉会議に参加しないことを明らかにした。環球網が報じた。

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2017年3月20日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、中国が27日より米ニューヨークで開かれる国連の核兵器禁止協定に関する交渉会議に参加しないことを明らかにした。環球網が伝えた。

中国は昨年11月、核軍縮を扱う国連総会第1委員会における核兵器禁止協定の交渉開始に関する決議の投票を棄権している。華報道官は「ここのところわが国は協定交渉に関する問題で、関係各方面と誠実かつ深い意思疎通を保っている。慎重に検討を行った結果、わが国は交渉に参加しないことを先日決めた」とコメントした。

華報道官はまた「わが国は一貫して核兵器の最終的な全面禁止、徹底廃棄を積極的に提唱してきた。これは核兵器禁止協定の趣旨と一致する。一方で、核軍縮目標はすぐに達成できるものではなく、世界の戦略的バランスの維持、各国の安全が損なわれない原則を守り、一歩ずつ進めなければならず、必ず既存の国際的な軍縮・拡散防止メカニズムの基で処理されなければならないと認識している。今回の決定は、これらの原則を考慮した上の判断であり、わが国の責任ある態度を示すものだ」としている。

さらに「交渉に参加はしないが、わが国の立場に変わりはない。各方面とコミュニケーションを保ち、核兵器のない世界に向けて引き続き世界とともに努力したい」との姿勢を示した。(翻訳・編集/川尻)