すでに長谷部はチームからの離脱が決定。日本はこの強力なリーダーを欠いてアウェー戦に臨むことになる。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 ロシア・ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表は3月23日に敵地でのUAE戦に臨む。同20日のトレーニング終了後、この日34回目の誕生日を迎えた川島永嗣が決戦に向けた意気込みとリーダー不在となったチームについて言及している。

 まず川島は、このUAEとの一戦に向けて「(後半戦の)重要な初戦。そこに向けてもう一度結束力を高めていきたい」と語った。さらに、ベテランとしての経験をどう活かせるかと問われた川島は「経験も重要だが、それはあくまでプラスアルファのもの。チームが勝利に向かってまとまっていくことが大切。要所で声を掛けたり、良い方向につながるようにしたい」と、状況に応じて自身の経験を役立てていきたい考えを示した。

 そして、チームを揺るがしたキャプテン・長谷部誠の離脱については、「自分もニュースを見た時はショックでしたし、今の代表であいつに代わるリーダーはいない。選手もスタッフもみんなショックは大きいと思う」と、チームの痛恨事であることを包み隠さず明かした。

 そのうえで、「こういう時だからこそ、一人ひとりが結束力を高めていくべきだし、チームとしての真価が問われると思う。あいつの分までいい結果を残せるように戦っていきたい」と、苦境を乗り切るためにより強い団結力の必要性を説いた。 

 長谷部と同じアテネ五輪世代で、34歳となった川島自身も、所属するメス(フランス)でレギュラーを奪えず、苦戦を強いられている。厳しい戦いを続けるベテランが、アクシデントに見舞われたチームをいかなる言動でサポートしていくのか。その点にも注目だ。