「親が喜びそう」じゃダメ!? 婚活がうまくいかない根本的な原因とは?

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【相談者:30代女性】
親から勧められて結婚相談所に入りました。
婚活がうまくいきません。

この年では母は子どもを産んでいるのに。
孫の顔もウエディングドレス姿も見せることができず親に悪いなと思います。

どうしたら婚活がうまくいきますか?

●結婚するのは、お母さんじゃなくてあなたです

こんにちは。
婚活コンサルタントの菊乃です。

「結婚しないとお母さんに悪いな」と思うのですね。
結婚するのはお母さんじゃなくてあなたなのですよ。

ご相談にいらっしゃる方の中にはご相談者さまのように、「結婚しないとお母さんに悪いな」と思って婚活を始めるかたがいらっしゃいます。
そのような方は「結婚したらどんな生活がしたいの?」「どんな男性がいいの?」とお聞きしても何も出てこないのです。

相手の男性の理想をあげる方もおりますが、「なぜそういう男性なの?」という理由を探っていくと「親が喜びそう」 という理由であることも。

●自分がどうしたいかというのがないのです

ご自分が「結婚したい」「一緒に旅行に行ける相手が欲しい」と主体的に「私が〇〇したい」と思う 方は目指すゴールがあるのでスムーズなのですが。
親を喜ばせるために結婚しようとする方はなかなかうまくいきません。

「自分がどうしたいのか」という主体性がない方がどうしたらいいのか、メンタルアップマネージャー・一般社団法人日本メンタルアップ支援機構代表理事の大野萌子さんにインタビューしました。

お母さんのために結婚しようとしている方はこれまで、あなたのためにお母さんが犠牲になってきた と思っていないでしょうか?

お母さんはあなたにとって恩人ですね。
産んだのだから当たり前なのですが。

●恩人であるお母さんが悲しむのは悪いと思っていませんか?

きっと、お母さんは困った時にこれまで真っ先に助けてくれたのでしょう。
あなたが好きなご飯を作ってくれて、とても尽くしてくれたでしょう。

犠牲になっているように見えるかもしれませんが、その関係も共依存 かもしれません。
お母さんにとってあなた以外に生きがいはありますか?
例えば、仕事や趣味など子育て以外の自分の世界です。

30代ぐらいの女性にとって、お母さん世代は専業主婦ではなかったでしょうか?
育児以外に生きがいがない母親が、自己実現の手段 として子どもに過剰にかかわるのです。

そんな共依存中の親は、子育てを辞めて自分の出番がなくなることを拒んで矛盾したことを言うことがあります。

「いつ結婚するの?でもこういう人じゃなきゃダメ」
「あなたの幸せが一番。でも私のいうことを聞きなさい」
こうして二重に娘を拘束します。

●あなたが自分の意思を育てていかなければなりません

初めにやるレッスンはメニューを自分の意思で決める ことから始めてはいかがでしょうか。

「何を食べたい?」ときかれて「なんでもいい」と答えるのを辞めて、自分の意思で「あっさりしたモノ」「お肉がいいな」などと決めるようにしましょう。
次に「どうして私はあっさりしたものを食べたいんだろう」と決断の理由を考えてみましょう。

自問自答の繰り返し がトレーニングになります。
あなた自身の「〇〇したい」という意思を育てていきましょう。

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親のほうが「私が子どもを縛っている」と反省して相談にくることはありません。
親は絶対に変わりません。

【取材協力】
大野萌子
・著書『「かまってちゃん」社員の上手なかまい方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
法政大学卒。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ資格認定機関)代表理事、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。

企業内健康管理室カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメントなどの分野を得意とする。現在は防衛省、文部科学省などの官公庁をはじめ、大手企業、大学、医療機関などで年間120件以上の講演・研修を行う。

2016年から個人も参加できるどんな場面でも有効な「生きやすい人間関係を創る」コミュニケーションスキルを1日で学べる「メンタルアップマネジメント講座Ⓡ」をスタート。
すでに90名を超える受講者がいる。

●ライター/菊乃(出会いゼロ女子の恋愛コンサル)