自らハンドルを握って、ぶらぶらとドライブするのが趣味という、タレントの夏江紘実さん。真性クルマ好き女子が、女子力アップのために、次の愛車候補をチェック中!

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免許取り立ての女の子がもっとも親しみやすく、周りの人からも勧められるのがコンパクトで運転しやすい「Aセグメント」のクルマだと思います。中でもトゥインゴはスタイリングやメカニズムが個性的で、楽しいクルマが大好きな夏江的にとても気になります。

デビューは2014年のジュネーブモーターショーですが、日本で発売されたのは昨年の夏からと、ずいぶんタイムラグが空いてしまいましたが、ルノーファンが待ちきれなかったのか!? マニュアルの限定車は予約開始当日に完売するほどの人気ぶりだったそうです。

やっぱりコンパクトカーはマニュアルシフトを駆使してキビキビ走らせなきゃ!ということで、待望の5速MTがカタログモデルに昇格(ちなみに夏江はAT限定免許ですが…)。

新たに追加された「ZEN」は、マニュアルエアコンに鉄ホイール&キャップと装備はシンプルですが、171万円という価格がとっても魅力的。オートマ限定免許で運転できる6速EDC仕様(180万円)も設定されているので、夏江はこれに試乗させてもらいます。

試乗に出掛ける前にルノー・ジャポンのチーフプロダクトマネージャー、ブレン フレデリックさんからブランドの魅力とトゥインゴの特徴についてレクチャーを受けました。

ボディサイズは軽自動車より少し大きいぐらいで、ちょっと室内が狭そうですが、見た目からは想像できないほどフロントシートの足元スペースに余裕があって、快適にドライブできます。どうやら四隅にレイアウトされたタイヤにその秘密があるみたいです。

全体的に丸みを帯びた柔らかなフォルムで優しい印象を受けますが、タイヤの周り(ホイールアーチ)やドアの部分(ショルダーライン)が盛り上がり、横から見るとかなりの筋肉質です。見た目はキュートだけど肉体をしっかり鍛え上げたアスリートみたいです。

フロント以上にキャラクターが濃いのはリヤ周り。ナンバープレート左右のブラックパネルは、1970年代にラリーで大活躍したルノー5(サンク)ターボのエアアウトレットをモチーフにしているそうです。

奥さんや娘さんのセカンドカーにトゥインゴを購入するお父さんが多いようですが、クルマ好きのツボを押さえた「仕掛け」に遊び心を感じます。

待望の5速MTは今回追加された「ZEN(ゼン)」だけに設定されています。オートマ全盛のご時世でコンパクトフレンチハッチのマニュアルミッション、それも右ハンドルって実はとってもレアじゃありませんか?

エンジンは1Lの3気筒エンジン。ノンターボですが、マニュアルシフトを駆使すれば力不足は感じません。街なかを軽く流す程度でも十分楽しめて、車重も1トンを切っているので高速の追い越しや合流もストレスフリー。ストップ&スタート機能やヒルスタートアシスト機能も付いて快適にドライブできます…って、妄想してみました。夏江も早く限定解除してMT車に乗れるようになりたいな。

初代、2代目トゥインゴの駆動方式はFF(フロントエンジン・フロントドライブ)で、3代目はRR(リヤエンジン・リヤドライブ)に変更。じつは、スマート・フォーフォーとプラットフォームやパワートトレーンが共通なので、ある意味「兄弟車」とも言えます。

コンパクトカーの駆動方式はFFが主流ですが、なぜRRを選んだのでしょうか。それは安全性や運動性能を高めながら「大人4人がゆったり座れる車内空間」を実現するため。

エンジンをラゲッジルームの下に収めることで、事故の際にフロント側の潰れる部分(クラッシャブルゾーン)が拡大し安全性が向上。オーバーハングが短くなり、タイヤの切れ角が大きくなったので最小回転半径は軽自動車並みの4.3mと、交差点でのUターンや狭い道での取り回しがとても楽に行えます。

全長はFF方式の先代に比べて12cm短くなったのに、逆に車内は6cm長くなり、前後席の足元スペースにゆとりが生まれました。

エンジンは2タイプで、2ペダルの6速EDC(エフィシエントデュアルクラッチ)に組み合わされる0.9L直列3気筒ターボエンジンと、5速MTに組み合わされる1L自然吸気の直列3気筒エンジンをラインアップ。

エンジンが荷室の下にあることで、荷室の高さが荷物を積み下ろしやすい位置になり、多彩なシートアレンジと相まってスノーボードなどの「長モノ系」も楽に積み込めます。

ベーシックなゼンの5速MTは171万円。AT免許で乗れる6速EDCは180万円。エアコンがマニュアルになったり、スチールホイール&キャップの組み合わせになったりと、装備内容はシンプルですが、フロントLEDランプやクルーズコントロール、前席&サイドエアバッグ、ESC(横滑り防止装置)など、安全性や快適性に関わるアイテムは標準です。

上級モデルのインテンスは6速EDCのみの設定(189万円)で、開放感を味わえるキャンバストップ(199万円)もラインアップ。ホイールがスチールから15インチアルミにグレードアップされ、ボディサイドを飾るストライプを追加。エアコンはマニュアルからオートになり、バックソナーも標準装備です。

リヤシートは5:5分割可倒式で、助手席も前方に折り畳めるので、荷物のサイズや形状に合わせて自在にシートをアレンジできます。2名乗車と割り切れば、リヤシートと助手席を片倒ししてスノーボードやテントなどの「長モノ系」グッズを余裕で積み込めます。

試乗車には純正アクセサリーの「スマートフォンクレードル」が付いていて、スマホをしっかり固定できるだけでなく、ルノー車専用アプリ「R&Go」をインストールすれば、ナビゲーションやタコメーターなどの車両情報、メディアプレーヤーに活用できます。

「Aセグ」の国産コンパクトカーはレンタカーなどで運転する機会も多いのですが、今回トゥインゴをドライブしてみて感じたのはボディやサスペンションがとてもしっかりしていて、高速道路でも安心して走れること。国産車だとカーブでハンドルを切ってもどれぐらいクルマが曲がるのかが掴みづらくて、真っすぐ走っていてもふらつきが大きいように感じます」

「トゥインゴはハンドルを切ってもちゃんと手応えがあり、カーブでも「4つのタイヤが踏ん張っている感」がすごく出ています。想像以上にグイグイ曲がるのでビックリしましたが、慣れるとゴーカートみたいでとっても楽しい。夏江は基本的に「4ドアセダン派」ですが、こんなにワクワクするコンパクトカーなら宗旨替えしちゃおうかな。

走りもいいけど、デザインやカラーセンスのよさもさすがはフランス車って感じで一目惚れしちゃいます。どんなに「乗り心地が良くて高性能」って謳われても、第一印象の見た目でつまずいちゃうと、そこから先に進まないでしょ。

トゥインゴは前も後ろもデザインが個性的で、おまけにパステル調のボディカラーとか、同じ色でコーディネートしたインパネもオシャレでカワイイ。いかにも「女子ウケ狙ってます!」的な国産コンパクトカーに比べて、トゥインゴはガツガツ欲張らずに涼しい顔で「サラっと」仕立てているところに好感が持てます。

夏江ならインテンスのキャンバストップにしてボディカラーは「ブルードラジェ」を選ぶかな。でも、それだと1クラス上のルーテシア「アクティフ」と同じ値段になっちゃうんだよな。悩むなぁ〜。

(文:湯目由明/モデル:夏江紘実/写真:ダン・アオキ)

■夏江紘実(かえ ひろみ)

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中の紘実チャン。FM NACK5「The Nutty Radio Showおに魂(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万劼鯆兇┐襪曚匹離疋薀ぅ峭イで、道の駅巡りにもハマっている。

■湯目由明(よのめ よしあき)

新車雑誌やカスタム関連のムックのほか、カーグッズ専門誌での用品インプレッション、キャンピングカー専門誌では車中泊やクルマ旅をテーマにした取材を数多くこなす。愛車は2005年式R50ミニクーパーと1999年式S2000。クルマも好きだが鉄分も多い42歳。

【関連リンク】

ルノー・トゥインゴ
http://www.renault.jp/car_lineup/twingo/index.html

夏江紘実
http://ameblo.jp/6363117/

ルノー・トゥインゴのチョイスで悩んで女子力アップ!?【夏江ちゃんの次のクルマ選び!! Vol.06】(http://clicccar.com/2017/03/21/456146/)