初登場1位は「美女と野獣」 (C)2017 Disney. All Rights Reserved.

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 先週末の全米ボックスオフィスは、アニメ映画史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされたディズニーの名作をエマ・ワトソン主演で実写映画化した「美女と野獣」が、オープニング興収約1億7480万ドルを叩き出し、首位デビューを飾った。

 このOP興収は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15年/約2億4796万ドル)、「ジュラシック・ワールド」(15年/約2億0880万ドル)、「アベンジャーズ」(12年/約2億0743万ドル)、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(15年/約1億9127万ドル)、「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(15年/約1億7914万ドル)に次ぐ、歴代6位。「ハリー・ポッター」「バットマン」「スパイダーマン」シリーズのどの作品をも上回る特大のヒットとなった。

 呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった孤独な王子と、村の娘ベルの恋愛を描く物語。興行成績ほどのインパクトはないが、レビューも上々で、最終興収3億ドルは見込める今春最大のヒット作となりそうだ。出演はワトソンのほかに、ダン・スティーブンス、ルーク・エバンス、ユアン・マクレガー、イアン・マッケラン、スタンリー・トゥッチに、オスカー俳優のケビン・クラインとエマ・トンプソン。監督は「ドリームガールズ」「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1&2」のビル・コンドン。

 2位は前週首位の「キングコング 髑髏島の巨神」。約2780万ドルの興収で累計は1億ドルを突破。製作費が1億8500万ドル超といわれており、もう少し稼ぎたいところ。

 約1780万ドルの興収で3位となった「ローガン」は公開17日間の累計を約1億8400万ドルとし、「ウルヴァリン」のスピンオフ3作の中では最大のヒットとなった。最終興収は2億3000万ドル近辺か。

 約413万ドルのOP興収で7位デビューとなったのは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの監督ジェームズ・ガンが脚本を務めたアクション・ホラー「The Belko Experiment」。中米コロンビアのボゴタにあるベルコ社の支社に勤める従業員らが、支社ビルに閉じ込められ殺し合いを命じられるというストーリーで、オフィスワーカー版の「バトル・ロワイアル」といった内容。監督はケビン・ベーコン主演「ダークネス」(16)、サム・ワーシントン出演「マンイーター」(07)などのホラーで知られるグレッグ・マクリーン。出演はジョン・ギャラガー・Jr.、トニー・ゴールドウィン、マイケル・ルーカーなど。

 今週末は、ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、真田広之共演のSFスリラー「ライフ」(ダニエル・エスピノーザ監督)に、日本の特撮戦隊モノをハリウッドで再リメイクした「パワーレンジャー」などが公開となる。