霊宝館の庭には、境内最大規模となるシダレザクラの巨木が咲き誇る。ゆったりと枝を横に広げる姿は圧巻の美しさ/醍醐寺

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太閤・秀吉や小野小町ゆかりの寺院など、京都の醍醐・山科エリアは桜も見事な寺社が多いことで有名。そこで、名物桜を見物しながら、歴史上の偉人たちに思いをはせられる、醍醐・山科エリアの桜鑑賞おすすめコースを紹介!

【写真を見る】総門をくぐると花の醍醐にふさわしい桜の並木道が迎えてくれる/醍醐寺

■ <10時>醍醐寺

「醍醐寺」は、太閤・豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行い、「花の醍醐」と称されるほど桜の花で有名な寺。標高約450mの山全体が寺域で、約1000本の桜が咲き乱れる様子は、まさに圧巻のひと言。樹齢150年を超える大樹が多いのも人気の秘密。太閤ゆかりの桜が咲き誇る世界文化遺産の山岳寺院で、太閤も愛した桜をめでよう。

霊宝館の庭には、境内最大規模となるシダレザクラの巨木が咲き誇る。ゆったりと枝を横に広げる姿は圧巻の美しさ。施設内の休憩室からも眺められるので、ぜひ利用しよう。

【境内が桜一色に!】総門をくぐると花の醍醐にふさわしい桜の並木道が迎えてくれる。満開の時期には、桜のトンネルを仰ぎながら散歩しよう。

【醍醐の花見を再現!】豊臣秀吉の「醍醐の花見」を再現した「豊太閤花見行列」。金堂前には、特設舞台が設置され雅楽などが披露される。桃山時代の装束を身にまとった約200人の行列は見もの。<4月9日(日)13時〜15時>

■桜DATA/見ごろ:3月中旬〜4月中旬、本数:約1000本、ヒガンザクラ、シダレザクラ、ソメイヨシノなど。

【醍醐寺】住所:京都市伏見区醍醐東大路町22 電話:075-571-0002 時間:9:00〜17:00(最終受付16:30) 休み:なし 料金:三宝院・伽藍、霊宝館3か所共通券(春・秋期)1500円、上醍醐600円

<次の立ち寄りグルメスポットへはすぐ>

■ <立ち寄りグルメ1>醐山料理 雨月茶屋

「醐山料理 雨月茶屋」は、醍醐寺の境内にある食事処。山菜や旬の京野菜などをふんだんに使用した醍醐寺の伝統料理や精進料理などが味わえるので立ち寄ろう。

山菜や京野菜などを使用した精進料理の「雨月」(1680円)。お造りや八寸などがセットになっている。

「あんみつ」(670円)や「おぜんざい」(750円)など、デザートもそろっているので休憩にもぜひ。

■醐山料理 雨月茶屋<住所:京都市伏見区醍醐東大路町35-1 電話:075-571-1321 時間:9:00〜17:00(LO16:30) 休み:なし 席数:200席>

■ <立ち寄りグルメ2>山科わかさ屋

「山科わかさ屋」は、一つ一つ丁寧に手作りされるユニークな「コーヒー大福」(1個200円)が名物。濃厚で口溶けのいい生クリームと、コーヒーで味付けしたこしあんがマッチ。

■山科わかさ屋<住所:京都市伏見区醍醐上ノ山町2-26 電話:075-572-8524 時間:9:00〜18:00 休み:水曜 ※テイクアウトのみ>

■ <立ち寄りグルメ3>甘味 手打ち蕎麦 しも村

北海道産のそば粉にこだわった風味豊かな平打の二八そばは、毎朝ご主人が手打ちしている。丹波篠山の山イモを使った「やまかけそば」(1000円)がおすすめ。

■甘味 手打ち蕎麦 しも村<住所:京都市伏見区醍醐西大路町89 電話:075-573-4755 時間:11:00〜16:00 ※売切れ次第終了 休み:火曜、水曜(桜・紅葉時期はなし) 席数:22席>

<次の隨心院へは醍醐寺から徒歩20分>

■ <12時30分>隨心院

「隨心院」は、小野小町が晩年を過ごしたと言われる真言宗善通寺派の大本山。境内には、ここの水を使って化粧をしていたという「化粧井戸」も有名。梅の名所としても知られるが、春には、総門や薬医門あたりで桜を眺めることができる。

山々を借景にした大きな桜の木が織り成す春色の景色を一望。木々の近くまで行くことができるので、花びらまで見られる。

京都絵描きユニット・だるま商店が手がけた「襖絵 極彩色梅匂小町絵図」。能の間に入ると、極彩色の襖絵が目に飛び込んでくる。

■桜DATA/見ごろ:3月中旬〜4月中旬、本数:約30本、ソメイヨシノなど。

【隨心院】住所:京都市山科区小野御霊町35 電話:075-571-0025 時間:9:00〜16:30 休み:なし 料金:拝観料500円

<次の勧修寺へは徒歩15分>

■ <13時30分>勧修寺

「勧修寺」は、真言宗山階派大本山で、醍醐天皇が母の菩提を弔うために創建。参道の築地塀沿いには紅色のシダレザクラと白い桜が咲き、知る人ぞ知る花見の穴場として地元の花見客に親しまれている。東山を借景とした池泉舟遊式庭園など、見どころ満載。

観音堂の周辺は見事に桜が咲き乱れている。4月上旬には、散った桜の花びらが氷室池に浮かぶ姿もお見逃しなく。

■桜DATA/見ごろ:3月下旬〜4月上旬、本数:約30本、ソメイヨシノ、シダレザクラなど。

【勧修寺】住所:京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6 電話:075-571-0048 時間:9:00〜16:00 休み:なし 料金:拝観料400円

<次の大石神社へは徒歩30分>

■ <15時>大石神社

「大石神社」は、忠臣蔵で知られる赤穂義士・大石内蔵助良雄を祀るため、大石の山科隠棲所近くに建立。ご神木のシダレザクラは、「大石桜」と呼ばれるようになり、京都でも有数の桜として満開の時期には多くの花見客でにぎわっている。3月26日(日)のさくら祭もぜひ。

鳥居までおおいかぶさるような大きなシダレザクラは、一見の価値あり。近付いて見上げると、まさに桜の天井のよう。

■桜DATA/見ごろ:3月下旬〜4月上旬、本数:約20本、シダレザクラなど。

【大石神社】住所:京都市山科区西野山桜ノ馬場町116 電話:075-581-5645 時間:9:00〜16:00 休み:なし 料金:拝観無料【関西ウォーカー編集部】