独ザールラント州議会選挙、野党連合政権の誕生も

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[ザールブリュッケン(ドイツ) 19日 ロイター] - 今月26日に予定されているドイツのザールラント州議会選挙では、メルケル首相率いる保守のキリスト教民主同盟(CDU)が敗れ、左派寄りの連立政権が誕生する可能性がある。

同州の選挙は、今年予定されている3州の議会選挙の一番手で、9月24日の連邦議会(下院)選挙に向けた前哨戦として注目される。

現在の同州政府は、連邦政府と同じく、与党と社会民主党(SPD)が組む「大連立」で構成されている。

しかし世論調査によると、SPDと旧東ドイツ共産党の流れをくむ左派党、緑の党の連合である「赤赤緑連合」、もしくは緑の党が議席獲得ラインに届かなかった場合には「赤赤連合」が誕生することもあり得る。

また、障害はまだあるものの、これらの党は連立樹立に向けた姿勢を軟化させているように見える。

ドイツ全体の世論調査は、「赤赤緑連合」が連邦議会のぎりぎり過半数議席を獲得する可能性を示唆している。

ザールラント州議会選挙はまた、新しく就任したばかりのシュルツSPD党首にとっても初の試練となる。

欧州議会の前議長で国民の人気が高いシュルツ氏はすでに党の首相候補として選挙運動を行っており、SPDの支持率は過去8週間に10ポイント上昇している。