空手プレミアリーグ・ロッテルダム大会の金メダルを掲げる組手女子68キロ超級の植草歩=成田空港

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 2020年東京五輪の追加種目に選ばれた空手のプレミアリーグ第2戦・ロッテルダム大会(17〜19日)に出場した男女日本代表が21日、成田空港に帰国した。

 組手女子68キロ超級で優勝した植草歩(24)=高栄警備保障=は「勝つには勝ったが、あまり納得はしていない」と浮かれた様子はない。

 第1戦のパリ大会(1月)では銅メダル。優勝という今大会の目標は果たしたものの、「まだカウンターベースの空手。いつもと同じパターンで勝ってしまった」と反省を口にした。

 最重量級で、外国の選手は植草より体の大きい相手が多い。自分から攻撃に出ての技でポイントを取りたいが、どうしても上段技は「届かなかったり、届いても軽くて取ってもらえなかったり。相手に見切られてダッキングなどでかわされてしまう」。結局、得意技に頼ってカウンターでポイントを取る勝ち方になった。「まだまだと反省しています」。“空手界のきゃりーぱみゅぱみゅ”と呼ばれる植草はまじめな表情を見せた。

 昨年10月の世界選手権で初優勝。「重圧の中で勝てたことで、自信を持てた」。精神的な成長を感じる中、技術的な幅も広げようとしている。

 次戦の第3戦はアラブ首長国連邦のドバイ(31日〜4月2日)、第4戦はモロッコのラバト(4月14〜16日)、第5戦はドイツのライプチヒ(9月8〜10日)で行われ、植草はすべてに出場する予定。次戦まではあまり時間がないが、「普段から大きな選手を相手に練習をしたい」と課題克服を誓った。