AKB48『シュートサイン』(Type E・初回限定盤)

写真拡大

 AKB48の49枚目シングルの選抜メンバーを決める『AKB48 49thシングル 選抜総選挙』が、6月17日に沖縄・豊崎美らSUNビーチにて開催される。昨年は2位の渡辺麻友に約7万票差をつけ、1位の指原莉乃が24万票を獲得。総選挙史上初の連覇を果たした。その指原が3月23日のSHOWROOMの配信番組にて「(総選挙に)出るとしたら今年で最後というのは上の人とも、秋元(康)さんとも喋ってる」と発言。そして昨日、3月26日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも総選挙について話し、「もし出るとしたら今年が最後」と明言した。

(関連:AKB48、山本彩と指原莉乃の2強に? 『夢の紅白選抜』結果からグループ内人気を読む)

 9回目の開催となる今年の総選挙は前回に引き続き立候補制で行われ、3月31日までメンバーの立候補が受付される。新設された特設サイト(http://www.akb48.co.jp/sousenkyo49th/candidate)には、立候補メンバーが続々と名を連ねている。今回、総選挙の投票券が封入されるのは、5月31日にリリースされるAKB48の48枚目シングル『願いごとの持ち腐れ』。同作では、松井珠理奈と宮脇咲良がダブルセンターを務めることが決定している。2人は現在放送中のドラマ『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)でメインキャストを務めており、ドラマが総選挙開催時にちょうどクライマックスを迎えることを見据えての抜擢であろう。また、沖縄タイムス+プラスのAKSへの取材記事(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/89709)によれば、「雨天決行、荒天の場合は中止。雷注意報が出た場合は別会場に移動して、無観客で実施する予定」という記述があり、例年通りテレビ中継が入ることが予想できる。

 先日、指原はSTU48の劇場支配人としてメンバーを兼任することを発表。続けて、もう一人の劇場支配人として元SNH48アドバイザーであった山本学が就任し、STU48メンバーも総選挙への立候補権利を得たことを報告している。指原は、先述したSHOWROOMの放送の中で総選挙に出ることでのファンへの負担と、自身が立候補することによって若いメンバーの芽を潰すことになるという思いを率直に述べた一方で、テレビ中継などのメディアへの配慮も考えないといけない、といった考えも滲ませていた。さらに、「とあるアイドルの先輩から『ベストジーニスト賞は3回選出された受賞者は殿堂入り』という話を聞いた」と話し、総選挙においての新たなルールの導入も示唆している。

 指原は2009年に赤坂BLITZで開催された『AKB48 13thシングル 選抜総選挙』より総選挙に参加し続け、一度も順位を落とすことなく、2013年日産スタジアムでの『AKB48 32ndシングル 選抜総選挙』で1位を獲得。これまで前田敦子や大島優子、渡辺麻友といったメンバーと共に総選挙の歴史を彩ってきた。連覇を成し遂げた昨年のスピーチでは、「国民的アイドルとまた呼ばれるようなグループになれるよう」と話していた通りに、指原のAKB48グループの未来を思う気持ちは人一倍強い。

 昨年の総選挙第16位までの選抜メンバーに目を向けると、第16位の小嶋陽菜、第8位の島崎遥香が総選挙開催までにグループからの卒業を迎える。その空いた椅子にどのメンバーが飛び込んでいくのかも見どころの一つだ。AKB48 チーム8やNGT48など勢いのあるチーム・グループが、どれだけ議席を獲得しジャンプアップできるかにも期待がかかる。さらに、昨年末『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)での『AKB48夢の紅白選抜』にて1位を獲得した山本彩が、どれだけ指原を脅かす存在になれるかも総選挙全体を盛り上げるポイントになってくるだろう。指原の総選挙ラスト宣言からはじまり、何か今年の総選挙は例年にも増して波乱の予感がしてならない。(渡辺彰浩)