チェコ・プラハで行われた記者会見に臨むペトラ・クビトバ(2016年12月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】3か月前に強盗に刃物で襲われ、利き手の左手に重傷を負った女子テニスのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は日常生活に支障がない程度までに回復したが、競技への復帰時期は未定であることがわかった。同選手のスポークスマンが20日、明かした。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で2度の優勝経験を誇るクビトバは昨年12月、チェコ東部プロスチェヨフ(Prostejov)の自宅に刃物を持って押し入った強盗と格闘した際に左手を負傷。損傷した腱(けん)と神経を修復するため、4時間に及ぶ手術を余儀なくされた。

 クビトバのスポークスマンはこの日、AFPに対し「ペトラは日常生活では不自由なく左手を使えている」と話し、体力面では高いレベルを維持していると明かした。

「もちろん手の力は弱くなっているが、一目見ただけでは、彼女が傷を負っていたことには気づかない程度だ」

 手術を務めた担当医は以前、今年後半までの競技復帰は不可能だとする見通しを示しており、クビトバのスポークスマンもこの日、「現時点で具体的な日付を示すことは誰にもできない」とコメントした。

「ペトラの回復過程は予定通り進んでおり、ここまでは難しい問題もない。しかし彼女の復帰に関しては、すべてが漠然としている」

 スポークスマンはまた、27歳のクビトバはスペイン・カナリア諸島(Canary Islands)でフィットネストレーニングに励んでいるとしたうえで、同選手の精神的な回復は「非常に明るい要素」だと付け加えた。

 クビトバを襲った犯人は、依然として不明のままとなっている。
【翻訳編集】AFPBB News