女子団体戦を制し、最優秀選手に輝いた夙川学院・阿部詩

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 柔道の全国高校選手権最終日は20日、日本武道館で団体戦が行われた。3選手の点取り戦で争う女子は、2月のグランプリ・デュッセルドルフ大会同52キロ級を史上最年少の16歳で制した阿部詩(うた)擁する夙川学院(兵庫)が大成(愛知)を1―1の内容勝ちで退け、初優勝。阿部は最優秀選手に輝いた。5人制勝ち抜き戦の男子は桐蔭学園(神奈川)が大成(愛知)に1人残しで勝ち、12年ぶり2度目の優勝を決めた。

 ◆気持ちで5戦全勝

 阿部が19日の女子52キロ級に続き、団体優勝も手にした。準決勝で左手親指を負傷したが、先鋒で2回戦から決勝まで5戦全勝と流れをつくり、「自分が一番前で絶対取るという気持ちがあった。今までにないぐらいうれしい」と胸を張った。1年生での個人と団体の2冠は大会史上初。14年に男子73キロ級を制した兄の阿部一二三(19)=日体大=も団体戦の優勝はなく「自慢します」と笑った。