「やっぱり生で見るとかっこいい!」「こっち向いて!」

 コンサートホールではなく、キャンパスで黄色い歓声を浴びるのは、スーツを着た“王子様"! 3月16日、明治学院大学の卒業式にSexy Zoneの中島健人が現れた。

「彼は‘12年4月、社会学部に入学したのですが、仕事との両立が難しかったのか、必修科目を落として留年。今年度は授業もテストもちゃんと受け、年末の舞台も欠席するなどして、学業に専念していました」(芸能プロ関係者)

 そんな努力が実り、無事卒業。彼の晴れ姿をひと目見ようと、式の1時間ほど前から会場のチャペル付近にファンが集まった。

 しかし、なかなか姿が見えない。もしかして仕事で欠席なのでは、とも思われた開始10分前、いきなり大歓声があがった!

「中島クンは紺のストライプの入ったスーツに、青のネクタイをつけていました。スタイルがいいので、よく似合っていましたね。同じ大学に通うジャニーズJr.の後輩・永瀬廉クンと阿部顕嵐(あらん)クンもいて、チャペルの裏口の前で写真を一緒に撮っていましたよ」(中島のファン)

 さすが“王子様"だけあって、警備員2人と大学のスタッフとおぼしき数名が付き添う厳戒ぶり。会場へも裏口から入場した。

 30分ほどして無事に式は終了。一般学生の退場後、やはり裏口から中島が姿を現すと、

「彼が出てきた途端、大騒ぎになりました。集まったファンたちに軽く右手をあげて笑ってくれましたね」(前出・中島のファン)

 それだけではおさまらない。警備員たちに付き添われ、中島が歩き出すと、

「彼が歩いた後ろをファンや学生など、100人くらいがついていきました。校舎の中を通って帰ったので、後をついてきた人たちが押し寄せて一時、大混乱になりましたよ(笑)」(式に出席した学生)

 それはさながら“王子様"の大名行列。4月から完全に社会人となる中島は、すでに大きな仕事に取り組んでいる。

「7月22日公開の映画『心が叫びたがってるんだ。』に出演します。中島さんは、他人と本音で向き合うことが苦手なやる気のない少年の役。アニメを実写化した同作は、物語の舞台である埼玉県秩父市ですでに撮影が始まっていますよ」(スポーツ紙記者)

 大学に入学した当時、中島は将来へのアツい思いを抱いていた。‘14年の大学案内でも、それを語っている。

《僕にとって明学は夢が広がる場所であり、自分の可能性が見つけられる場所なんです》

 彼の現在の輝かしい活躍は、大学生活で夢を広げた結果なのかもしれない。そんな大学を卒業できた喜びを、彼は誰より“叫びたがって"いたに違いない。